08/10/12 09:01:17 NHvuCvzv
>>116
「各球団にファンが分散したから死角なし!」
関東地区の人口が約4170万人。
巨人戦は昔は常時25%近くだったのが今は一桁だから、
15%分の視聴者が離れたことになる。
人数にして、約625万5000人。
巨人以外に分散したというなら、1球団当り約56万8千人。
阪神を例にとるなら、兵庫県と大阪府の3.9% にあたり、
この5年余りの間に、関西地区のクラシコの視聴率がこのくらい上昇してたら、分散
しているといえる。
しかし・・・
2003 2004 2005. 2006 2007
巨人戦(関東地区) 14.3 12.2 10.2 *9.6 *9.8
阪神戦(関西地区) 17.7 16.4 15.9 13.6 12.2
「巨人の人気が下がっただけ。『地域密着』して地方で人気だから問題なし!」
J各クラブは基本的にホームタウンとなる都市圏を「密着」の対象としている。
(一部例外有り。)
「地域密着」の文句を真似たプロ野球も本来はそう考えるべきだが、
あえて各フランチャイズを「県全土」とし、それぞれのみで中継が20%の視聴率を上げたとき、
その広告価値を、中央キー局の重視する関東地区41790514人に当てはめると、
北海道5,605,531人中1121106人。関東の2.6%
宮城県2354992人中470998人。関東の1.1%
千葉県6077929人中1215585人。関東(千葉除く)の3.4%
埼玉県7078131人中1415626人。関東(埼玉除く)の4.0%
神奈川8837640人中1767528人。関東(神奈川除く)の4.2%
愛知県7296527人中1459305人。関東の3.4%
大阪府8822241人中1764448人。関東の4.2%
兵庫県5592939人中1118587人。関東の2.6%
広島県2875488人中575097人。関東の1.3%
福岡県5055777人中1011155人。関東の2.4%
かつて、プロ野球中継は関東地区で常時25%の視聴率を取れていた。今は一桁。
それをもとにした放映権料が1試合1億。パはそれが欲しくて交流戦を求めた。
「巨人人気のみの低下」「地域密着による成果」を視聴率の面で主張するならば、
地方の野球人気上昇を以って「かつての関東地区の25%」と同じ公告宣伝効果を得なければならない。
フランチャイズを周辺の県に広げて(そうなると「地域密着」の意味は?)、
人口を5倍に増やしても、
関東地区の視聴率低下を補填することは出来ない。
結論:プロ野球人気は相対的に見て、「崩壊」している。