07/04/14 03:17:35 u7WMmLlv
892 名前：無礼なことを言うな。たかが名無しが[sage] 投稿日：2007/04/13(金) 23:29:10 ID:JZviwVeJ
スポーツ界 話題の人 突っ込みインタビュー 松原徹 プロ野球選手会事務局長
「選手会は選手に『不正なお金はもらうな』とは言えない」「選手は謝る必要ない」「プロ入り前の問題」
西武選手に続いて横浜・那須野も…
球界には裏金もらった連中がゴロゴロいるようだが、どう考えているのか
西武の裏金問題はついに那須野の裏契約金５億３０００万円にまで発展。球界の裏金はまさにドロ沼だ。
他にもいると考えるのが普通で、プロ野球選手会には裏金をもらった選手がゴロゴロしていることになる。
こうした事態をどう考えているのか。選手会事務局長の松原徹氏を直撃した。
―選手会としては今後どのような対応を考えていますか。ファンも契約金上限超過は那須野だけとは思わないはずです。
「とりあえず、西武の調査委員会の最終報告が出ない限りは対応できませんね」
―選手会側から、事件にかかわった関係者、選手の調査予定はあるのですか。
「ありません。（選手が自主的に関わったのではなく）選手がそういう環境に置かれたということですから。選手個人を取り上げる問題でもないし、選手が謝る必要はないと思います。
そもそも、西武が第三者に調査を頼んだというのが選手会としては問題なんです」
―それはなぜですか。
「野球界の中で（解決しないのか）、ということです。本来ならば西武が調査し、コミッショナーに報告しなくてはいけない。野球は相手があってはじめて出来るもの。西武が他の11球団のことをどう考えていたかが問題です」
―と、言いますと。
「西武の選手でそういった状況（裏金問題）を出すということは、西武のフロントに責任があるということです。それを、なぜ選手の方まで飛び火するような調査をするのか。１７０人のアマチュア関係者にしてもそうです」
―彼らは裏金をもらった、と報告書にありましたが。「裏付けを取ったのか、ということです。西武関係者の証言だけで、『裏金をもらった』と決めつけるのはどうかと思いますね。ハッキリした証拠なしに決めつけはよくありません」
―それではウミは出ないのでは。
「フタをするというわけではないのですが、ウミを出すことは、前にあったことを根こそぎ出すということではない。重要なのは、今後のプロ野球界をどうするか、です。今回の事件は、04年の球界再編の際の構造改革が進まなかったことのツケとも言うべきですね」
―選手会は選手に注意を促さないのですか。
「選手会は選手に『不正なお金はもらうな』とは言えないんですよ。彼らがプロ野球界に入る前の問題ですからね。だから、我々は、そういったドラフト制度を変えなくてはいけないと主張しています」
―つまり、経営陣に問題があるということですか。
「倫理行動宣言で、自分たちで決めたルールを自分たちで破っているわけですからね。非難されてしかるべきです。とはいえ、それはある意味、企業努力ともいえなくはない。
多額のお金を出してでも、良い選手を招いてファンに優勝をプレゼントするということですからね。ただ、その努力の中にプロ入り前からの栄養費などがあったことが問題なんです」
―契約金は最高標準額（１億円プラス出来高払い５０００万円）を超えてもいいのですか。
「あくまで目安ですからね。力のある選手にそれ以上の契約金を払うことは構わないと思います」
―しかし、いくらもらっていようと、公表では契約金は最多１億円となっています。ファンに嘘をついていることになりませんか。
「（ムッとして）それは心外ですね。我々選手会としては、契約金や年俸の公表はする必要はないと思っているんです。なぜ、自分の給料を公表しなくてはいけないのか。嘘だなんて心外です」