11/09/13 20:24:34.84 rEM4B2cW
江という素材はいいと思う。
ただ残念ながら現代作家がそれを描ける力量がない。
たとえば『美女いくさ』が読売に連載されたときは、
これは程のいい大河狙いだなと思ったもんだ。
たしかに土田御前や織田信包の苦境がうまく描かれていたようには思う。
しかし全体の印象ではいまだしの感があった。
なぜ原作者の諸田が映像化を嫌ったのかNHKが無視したのかは分らない。
なにやら知らぬが脚本家氏が原案横取りということになった。
これは明らかにタブー破りだ。
そうだろう。小説の世界を独自に映像化する。
そこが脚本家や演出家あるいは美術技術音楽家の腕の見せ所だ。
どういうふうに原作を越えるか。
そういう料理人としての腕を大河ファンは期待してる。
まったく『砂の器』を見てみろ。
あれは一応現代劇だが、時代劇でもいくらでも工夫できる。
土田御前や