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ほめごろし
作家の麻生千晶さんは、こう分析する。
「『篤姫』は、まるで漫画だと思っています。主演の宮崎あおいは、“あんみつ姫”のようでした。
台詞や演技に陰影が感じられませんでした。
その点、江姫を演じる上野樹里は今時のお嬢さんですが、細かいニュアンスの出せる女優です。
美人3姉妹の三女・江姫は夫との2度の離別や、2度の落城を経験するといった史実の面白さや、
ドラマチックな展開も一枚上でしょう」
テレビコラムニストの桧山珠美さんは言う。
「『篤姫』も『江姫』も、女性が楽しめ共感もできる、いわば女性目線のドラマ作りを意識しているようです。
ハーレクイーンロマンスのような分かりやすいストーリー展開に、それが端的に表れています」
「江戸城に大奥を築き上げたことや、3度の結婚を経験したことなどから、
男性懐柔といった視点では『江姫』の方が上かもしれませんね」