11/02/07 08:55:26 EtrvcIlz
山岡荘八のような心理描写に優れた大家の小説を脚本にした大河を、もう一度見たいものだ。
本能寺の変のくだりで山岡氏の書き方で気に入っているのは、
今回も含めドラマでは頻繁に取り扱われる
「是非も無し(是非に及ばず)」のくだり。
良く近年のドラマでありがちな、唐突な「是非も無し」じゃなくて、ちゃんと
光秀の謀反を知り、そう信長が腹を括るまでの心理描写を丹念に描いていて素晴らしい。
だからそうした流れがあった上での山岡信長の「是非も無し」は説得力に満ちてる。