11/01/08 14:16:02 rN/YZLpn
>>445
昭和陸軍の無能さに怨念があるなら、むしろ日露戦争史では、
近代要塞を理解せずに強襲による決選主義をしつこく要求して乃木率いる大三軍を悩ませた
満州軍総司令部にこそ、恨みをぶつけるのが筋だと思うんだ。
そもそも司馬さんは陸軍の無謀な作戦を憎みながら、陸大エリートの総司令部を持ち上げて
現場指揮官の乃木さんを逆さに貶めるというのは矛盾ではないだろうか。
もっとも小説で私怨をぶつけていいのかどうかは知らんけど・・w
軍神としてでもなく、無能の象徴としてでもなく、
一人の野戦軍指揮官として、乃木は旅順要塞陥落という難事業を成し遂げたし、
その事実を以て名将だと、個人的には判断している。