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立見尚文:紹介する資料展--桑名で31日まで /三重
日清・日露戦争などで活躍した桑名出身の陸軍大将、立見尚文(1845~1907年)を紹介する
資料展が桑名市中央町の市中央図書館で開かれている。中には1897(明治30)年に桑名の写真館で
撮影したとされる家族写真や、日露戦争で出征の際に受け取った陣中見舞いの礼状はがきなど、
珍しい資料を展示している。展示は31日まで。立見は旧桑名藩士で、戊辰(ぼしん)戦争では
幕府軍の雷神隊隊長として善戦するも降伏。明治になって一時司法省に勤めたが、西郷隆盛らが起こした
西南戦争では陸軍少佐として鎮圧に向かい、新撰旅団一個大隊を指揮した。日露戦争では第8師団を率い、
激戦の黒溝台(こっこうだい)会戦で殊勲を挙げた。家族写真は3年前、立見の親族から同図書館に寄贈され、
一昨年「1枚の写真から」と題して公開したところ、出版社や新聞社から「ぜひ引用させて」と依頼が来たという貴重なもの。
他に、戊辰戦争や日清・日露戦争における立見のエピソードを紹介するパネルや立見も登場する司馬遼太郎の
著作「坂の上の雲」などの本を展示している。司書の飛石真理子さん(58)は「昨年暮れにNHKで放映された
ドラマ『坂の上の雲』には立見は出てこなかった。今年はぜひ登場し、名前が全国に広がってほしい」と期待していた。
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