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幕末最高の頭脳と言われる横井小楠が春嶽公の横でボリボリ豆を食ってる変な人ですからね
あの演出には驚きました
画面上のインパクトだけを考えていたとしか思えません
こういう演出は確信犯的なものだったようです
朝日新聞7月17日、週末版に龍馬伝ディレクターとして大友啓史氏のインタビュー記事があり
独特の演出について聞かれ次のように答えています
『龍馬は混沌(こんとん)の幕末に、固定観念を捨て、可能性を信じて自由に駆け抜けた、まれな存在です
。そんな龍馬を描くのですから、これまで通りの大河の撮り方ではなく、壁や制約をこえ、自由で冒険的な
演出をしなきゃ、つくる側に資格がない、と。』
『でも、きっと来るであろう批判やネガティブな反応に対しては、「誰よりも自由な龍馬という題材をドラ
マで扱うことの、当然の帰結なんだ」と論理的に準備してました。』
『「だってしょうがないよ、龍馬やるんだから」(笑い)。この理屈が一番強い。注目度が高い大河はスタ
ッフを含め、何かとついびびっちゃうんですよ。「大河でこんなこと、いいの?」と腕が縮こまる。そのた
び、モグラたたきのように不安をつぶすんです。』
冒険的な演出を志向する前にドラマの基礎を勉強しなおす必要があるのでは
記事の中で『ブログや掲示板を渡り歩き、ホットな視聴者の反応をチェック』したとあるけど、
あらかじめネガティブな意見を黙殺するための理論武装をしてチェックしても意味が無いだろうに
きっと論理的な思考の苦手な方なのでしょう
こういう人がNHKドラマ班の中枢にいて、これからも作品を支配し続けるのかと思うと暗澹とした気持ち
になります