10/11/29 01:47:50 +CBOUjzW
酷い死に方だったな。
岩崎弥太郎と三菱四代(河合敦著)によると、本当は共同運輸との戦いの中で、いよいよと言う時、
弟の弥の助に対し、「嫡流を尊び、長男久弥を嫡流とせよ。弥の助はこれを助けよ」と言い、
人に対しては、「我は不人情は嫌いなり。社員で忠義を示すモノには家を為せ」と言い、
他、遺言を残し、看取った医師が、これほど荘厳な遺言を残す臨終は初めてだ」と言った。
で、弟弥の助は、遺言どおりにした。
共同運輸との戦いを、日本郵船という合併で幕を引き、海運から身を引いた三菱は一度、解散に近い状態に陥り、
でも、金銀銅山の鉱山や炭鉱開発に力を入れ、造船も着手。
6年で三菱の基盤を築き、弥太郎の長男、久弥に社長を譲る。
その後、20年、久弥が三菱を大きくし、今の三菱系を創業し、
4代目を弥の助の長男に譲る。
素晴らしい引き継ぎしたんだよな。
こんな日本を代表する事業家になる若い時代の大物を描くのかと思えば、
龍馬に文句言うばかりの小物で、つまらんドラマだったな。