10/11/12 03:03:43 UUeamv6C
「風と雲と虹と」は、司馬遼太郎と何度も対談したりした有名な作家の海音寺潮五郎原作で
将門主人公の「平将門」と純友主人公の「風と雲と虹と」とか「王朝」物とかをつなぎ合わせ、上手く料理してた。
原作者もドラマ初めに登場して、元教師らしく丁寧に当時の時代背景を説明してくれた。
テーマもはっきりしていて、主人公(小次郎)が親友でありライバルである(太郎)と女性を取り合い
太郎が姫と接吻したり、歌垣の乱交とか、くぐつ人形のまぐあいとか、平安時代の奔放な恋のシーンもあったけど
良心的に作られた硬派骨太大河だね。
ロマンがあって平安時代にタイムスリップできた。
「草燃える」も永井路子原作で彼女の平安鎌倉小説の集大成だから、おもしろかった。
今回は原作がないから心配。
「新・平家物語」は有名な吉川英治で平岩弓枝脚本で、合戦・政治部分と恋愛部分がうまく融合してた。
厳島神社でロケしてたけど、今回も有名史跡でロケするのかな?