10/08/07 19:51:25 Cso+K/FN
記者のひとりごと:「自覚と責任」を持って/東京 8月6日 毎日新聞 地方版
7月は日本郵政グループの不祥事が相次いだ。郵便事業会社では宅配便「ゆうパック」で
大量の遅配が生じ、ゆうちょ銀行では大規模なシステム障害が起きた。いずれも郵政事業の
信頼低下を招くものだ。
その少し前の6月10日付の毎日新聞都内版で、郵便事業会社八王子西支店で5月9日、
配達予定だった一般書留など計49通が配達されず、翌日まで放置されていたことを報じた。
その時の取材で、同社の担当者は当初、「もう最後にしてくださいね」などと非協力的で、
細かい点を突き詰めると鼻で笑われた。
担当者は「たかが一日じゃないか」と思ったかもしれない。確かに翌日には配達され、大
きな損害はなかったが、私はそれ以来、届くはずの郵便物の到着が少しでも遅れると「何か
トラブルがあったのではないか」と疑念を抱くようになった。一日遅れるだけで、大切なも
のを見る機会を失う可能性もある。日本郵政の関係者には郵政事業を担っている「自覚と責
任」を持ってほしい。
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