11/07/22 20:34:29.53 kKK88UbA
筋肉まるわかり大辞典にこういうのがあったな。
Q167 スクワットをすると男性ホルモンが出る?
トレーニングの後に男性ホルモンが出るのは本当です。ただ普段の分泌量と比べて非常に微々たる違いでしかありません。
せいぜい20~30パーセント増す程度です。成長ホルモンはトレーニング後に300倍近くまで増える。
(ただし約2時間後には元に戻ります)こともあるのですが男性ホルモンはそれほど変動しないのです。
しかしトレーニングを習慣化させることで普段の分泌量が少しづつ増えてきます。これが後々体に影響を与え
筋肉が付きやすくなるということはあります。だから長い目で見ればトレーニング効果につながってくると言えますね。
下半身の筋肉を鍛えた方がホルモンが出やすいという考え方は迷信でしょう。
ただ大きな筋肉をたくさん使った方がホルモンの分泌を刺激しやすいのでスクワットが効果的というのは事実です。
大きな筋肉を使うと即発性筋痛の原因となる乳酸と水素イオンが神経を刺激し脳の真ん中にある視床下部を刺激します。
するとそこから脳下垂体に「ホルモンを分泌しなさい」という指令が出る。そして脳下垂体から成長ホルモンと同時に
性腺刺激ホルモンという精巣を刺激するホルモンも出るという仕組みです。この仕組みを積極的に働かせようと思ったら
小さな筋肉をちまちまと動かすよりも大きな筋肉をドーンと疲れさせた方がいい訳です。
ちなみに成長ホルモンがよく分泌されると他の種目に関してもプラスの効果があるということが
私たちの研究室の実験で分かっています。
<<例えば腕のトレーニングをしてからスクワットをやるとスクワットの効果が腕にも影響してくるのです。>>
腕のトレーニングを単発でやるよりも効果的ということになります。
成長ホルモンはトレーニング後すぐに著しく増えますから男性ホルモン以上に即効性があると言えますね。