11/05/22 02:49:44.67 0
仕組債は基本的に顧客側の期待収支は大きなマイナスとなるよう設計されて
います。
(発行体と顧客側はゼロサムの関係となるため、発行体が利益を上げるには
必然的に顧客側はマイナスとなります。
いくつかの商品でざっとシミュレーションしてみたところ、年率3~5%程度
でした。
私募商品になるともっと何でもありで、表に出ないのをいい事に中には期待
収支がマイナス10%を超えるような商品もあると聞きます)
上場オプションは買いも売りも多くの「プロ」が参加するため、基本的には
公正妥当な価格(期待収支プラマイゼロ)が構成される理屈ですが、市場性が
ない上に顧客側が全くの素人である仕組債(店頭オプション)は、発行体の
言い値で価格が決定され、顧客側は検証の術を知らないため顧客側に一方的
に不利な価格が設定されます。