11/04/17 12:48:56.00 mxTjntdX
「ドキンちゃん、居ますかー?」
そう家の外から叫ぶと、右目の窓が開きドキンちゃんが顔を出した。
「食パンマン様!!」
可愛く頬をほてらせて、笑みを浮かべた。
「どうしたんですか?」
「ん、ちょっと遊びに行きませんか?」
「い、いきます!!良いんですか!?」
「はい、何処か行きましょう。」
ドキンちゃんはこれ以上無い笑顔で、
「待ってください、私のあの飛行機取ってきます!!!」
「そんなのいいですよ、どうぞ」
そう言って両手を広げる。
「は…っ。
あ、いや、良いです!私重いですから!」
食パンマンも自分は何を言っているのか、どれだけ恥ずかしい事をしてるのか気付いたが、後には引けず
「大丈夫ですから。」
と言いながらヒョイとお姫様抱っこをした。
「キャ…ッ!」
と小さく悲鳴をあげたものの、すぐ寄り添うように抱かれた。
「何処に行きますか?」
「えと……、じゃあ、湖に行きたいです。」
「分かりました」
そう言うや否やビュンとスピードをあげて上昇した。
そして静かに、ドキンちゃんの頬に唇を当てたのだった。
(擬人化して想像しよう>∀・)
辞めていいぽ?