他に行き場所の無い作品を投稿するスレ3at MITEMITE
他に行き場所の無い作品を投稿するスレ3 - 暇つぶし2ch150:グロ注意 ◆wHsYL8cZCc
10/11/08 21:22:44 6tbYjXCU






 その日は休校日だった。僕は友達のKと一緒に、誰も居ない学校へと遊びに行った。
 そこらだとキャッチボールも出来ない。道路は車が来るし、公園は球技が禁止になっている所ばかり。思い切りボールを投げれる場所は、学校のグラウンドだけだった。
 小学生の僕から見れば、グラウンドはとても広く見えた。ボールを後ろに逸らしてしまったら、どこまでも追い掛けなきゃいけない。
 僕とKは普段から力いっぱいボールを投げる事なんて無いから、加減が分からず変な方向へボールを投げまくった。
 おかげで、二人とも、ボールを追い掛けすぐに走り疲れてしまった。

「おい、池の鯉見に行こうぜ」

 Kは言った。僕はそれに付いていった。
 池の鯉は立派だった。すごく大きくて、赤と白が綺麗な鯉がたくさん居た。人が池の水をぱちゃぱちゃやると、鯉はエサを貰えると思って寄って来るんだ。 

「おい、面白い事考えたぞ」

 Kは言った。
 そして、長い棒を拾って来た。グラウンドの隅に落ちてた、先が尖った木の棒だった。多分、生えている木の枝が折れて落ちていたんだと思う。
 Kはその枝でぱちゃぱちゃ水を混ぜた。鯉が来た。

「そーれ!」

 Kは、尖った枝で鯉を思い切り突き刺したんだ。

「やった! 捕れたぞ!」

 Kは串刺しになった鯉を高々掲げた。
 鯉はパクパクしながら、だらだら血を流していた。

「おいやめろよ!」

 僕は言った。でもKは聞かなかった。次々と鯉を串刺しにして、死にかけの鯉はそのまま池に投げ込んだ。
 ほんの数分で、池の鯉の半分は死んだ。いや、まだ生きてる。でも、すぐに死ぬ。あ、一匹死んだ。あ、こっちも死んだ。

「おい、次行こうぜ」

 Kは次に、ニワトリを飼っている飼育小屋に行こうと言い出した。
 僕はついていくだけにした。Kと同じ事なんて出来ない。そう思った。

「そーれ!」

 Kはニワトリを思い切り蹴っ飛ばした。羽をばたばたさせていた。
 Kは持っていた棒で、ニワトリを突き刺した。血が飛び出た。羽をばたばたさせて、ふらふら歩いていた。

151:グロ注意 ◆wHsYL8cZCc
10/11/08 21:24:38 6tbYjXCU






「おい止めろよ!」

 僕は言った。

「なんだよビビったのかよ。大丈夫だよ、どうせこいつらだってその内殺して食べちゃうんだぜ。
 見つかったって、少し怒られて終わりだよ」

 僕は嫌になった。Kは昔からこんな奴だった。平気で生き物を殺すんだ。
 虫を捕まえても、すぐにおもちゃにして殺しちゃう。Kと昆虫採集しても、全然楽しくなかった。
 でも、ここまで酷い奴とは思わなかった。

「お前、命をなんだと思ってるんだよ!」
「聞き飽きたぜそれ。別に人殺した訳じゃないんだぜ。それにいずれ殺す為に飼ってるニワトリだろ。殺して何が悪いんだよ」

 Kの目は充血してた。興奮してたんだ。
 足元のニワトリは口を半分開いて、来るしそうにしてた。いや、苦しいんだ。絶対。
 あんなに血を流して、あんなに酷い怪我で。苦しいんだ。

「止めろよ!」
「イヤなら帰ればいいだろ。ビビりは帰れよ」

 Kは言った。
 僕は最高に嫌になった。なんでこんな奴と友達になったんだろうかとも思った。Kが嫌だ。Kが嫌いだ。Kをなんとかしなきゃ。
 僕は小屋の隅にあった大きな石を持った。
そして、後ろからKの頭を思い切り叩いた。
 Kは最初、びっくりした顔をした。でも、すぐに倒れたんだ。
 頭から血がどくどく出てた。

「お前……」

 Kは何か言おうとした。でも僕はすぐにまた、石でKの頭を叩いた。
 血が出た。凄い怪我になった。
 Kは苦しそうだ。いや、きっと苦しいんだ。

「……!」

 もっと叩いた。Kは動かなくなった。いや、まだ生きてる?
 あ……。死んだ。

 でも大丈夫。僕は人を殺した訳じゃない。こんな奴、人じゃないんだ。

 そして、ちょっぴり興奮した僕も、きっと人じゃないんだ。

152:グロ注意 ◆wHsYL8cZCc
10/11/08 21:25:51 6tbYjXCU
トリ忘れてたというね。

153:創る名無しに見る名無し
10/11/09 01:28:58 BqTuwk74
こういうのの行き場所があっってもいい気がした

154:創る名無しに見る名無し
10/11/09 04:44:45 1o9K62Rw
ホラー総合もサスペンス総合も恋愛総合も無い。
あっても伸びる気がしないw

155:創る名無しに見る名無し
10/11/10 21:36:28 5tBL66RX
>>149>>150からって切れてるのか
最初、繋がってるのかと思った

上の奴の方が好きだな
時間の流れと刹那的なものが対比されてるようなお話は好き

156:創る名無しに見る名無し
10/11/11 12:55:52 5hv/0Mnp
URLリンク(loda.jp)

157:創る名無しに見る名無し
10/11/11 13:12:06 9qbNs8zK
ハサミカッターは使わないのかよwww

158:創る名無しに見る名無し
10/11/11 13:14:21 jlF83JBG
シリーズ化すばらしい

159:創る名無しに見る名無し
10/11/11 16:23:16 Bq3bDnip
よし子大変身したなw

160:創る名無しに見る名無し
10/11/12 01:57:44 7ZAHMXFd
URLリンク(loda.jp)
まだ音変な部分あるし、煮詰めたいのだがとりあえず完成したから記念に
この後、友人をフルに使って生音に差し替える予定

161:創る名無しに見る名無し
10/11/12 02:02:38 AnV0ylJe
おおこれかぁー
聞いてみるるる

162:創る名無しに見る名無し
10/11/12 02:07:15 7ZAHMXFd
あ、ちなみにストリングスはボーカルのつもりです
音楽系スレ復活して欲しいけど、そこまで弾あるわけじゃないしなぁ
その前に少女の続き書くのでかまける時間ねぇ・・・

163:創る名無しに見る名無し
10/11/12 02:11:56 mBldfz19
うおおイイ曲だ

アニメ見てないんだがこれは釣られて見てしまおうかしら

164:創る名無しに見る名無し
10/11/12 04:23:50 jQovGPcr
元は味噌汁か
いいねこれ

165:創る名無しに見る名無し
10/11/12 20:17:01 kWynLcyv
いいねー。
ちょっとポップな感じに仕上がってて、原曲とはまた違う味があると思う。

166:創る名無しに見る名無し
10/11/12 23:37:48 7ZAHMXFd
ありがとう!
やっぱレスポンスあるとやる気出るなぁ
生音差し替えも頑張ろう

167:創る名無しに見る名無し
10/11/13 22:50:24 T6JPi2EU
元の曲はわかんないけど、いい音だなw

168:創る名無しに見る名無し
10/11/17 21:27:09 qcn8Ozjg
URLリンク(loda.jp)

169:創る名無しに見る名無し
10/11/17 21:32:01 xkOABJF6
よく見るとよし子の胸が見えるぞ!

170:創る名無しに見る名無し
10/11/17 22:04:53 V7EIsAtm
このシリーズは一体どこへ行こうとしているんだww

171:創る名無しに見る名無し
10/11/17 22:35:44 7W9RNTql
次があるとしたらまさか、デビハサンレディー……!!(ゴクリ

172:創る名無しに見る名無し
10/11/20 17:43:40 ref8emil
URLリンク(loda.jp)

173:創る名無しに見る名無し
10/11/20 17:51:50 rFcp1pqY
おんどりゃ歳いくつだよwwww

174:創る名無しに見る名無し
10/11/20 18:20:45 EaBSIq0E
なんて汎用性の高い構図wwww

175:創る名無しに見る名無し
10/11/20 20:24:28 LIay+Pgw
ほとんど背後のハサミしか原形ねーじゃねーかw

176:創る名無しに見る名無し
10/11/20 22:23:38 ref8emil
URLリンク(loda.jp)

177:創る名無しに見る名無し
10/11/20 22:32:13 01suxGuT
ちょwww面白素材wwww

178:創る名無しに見る名無し
10/11/21 00:33:37 Ze01N5Ml
クソワロタwwwwwwwwww

179:創る名無しに見る名無し
10/11/21 01:14:12 TbDFneep
URLリンク(loda.jp)

180:創る名無しに見る名無し
10/11/21 02:11:49 Ze01N5Ml
なんぞwww

181:創る名無しに見る名無し
10/11/21 14:43:49 QHdRoGF4
>>172
>>176
>>179
あんたらはwwwww テラGJwwwww

このスレは、やはり見逃せないwww

182:創る名無しに見る名無し
10/11/22 01:21:09 O3eNa07K
URLリンク(loda.jp)

183:創る名無しに見る名無し
10/11/22 02:01:27 UMDfgYFf
おまwww

184:創る名無しに見る名無し
10/11/22 02:04:07 ifx9sPDJ
ちゃんと見ると内容がカオスww

185:創る名無しに見る名無し
10/11/22 02:23:09 ZhHkjqKM
活用し過ぎだろw

186:創る名無しに見る名無し
10/11/22 14:29:17 C7+vlVxX
URLリンク(loda.jp)

187:創る名無しに見る名無し
10/11/22 15:40:23 O3eNa07K
URLリンク(loda.jp)

188:創る名無しに見る名無し
10/11/22 15:55:13 ZhHkjqKM
いい加減にしろwww

189:創る名無しに見る名無し
10/11/22 17:33:12 SWkav2Is
ひどすぎるww

190:創る名無しに見る名無し
10/11/23 01:00:18 mGMNcttV
URLリンク(vippic.mine.nu)

191:創る名無しに見る名無し
10/11/23 01:07:22 WULe8gR1
お目々がwww
魚のお目々が何かこっち向いてるように見えて怖いよママンwwwwww

192:創る名無しに見る名無し
10/11/23 02:10:45 vKSKhiOI
いい鯵だ

193:創る名無しに見る名無し
10/11/23 02:12:04 AellJQpG
違和感のなさが歪みねえな

194:創る名無しに見る名無し
10/11/23 02:14:27 L0JQOcVG
世界トップクラスのボディビルダーが偉いコラになっとるwww


195:創る名無しに見る名無し
10/11/23 08:27:05 mjb3WZRh
コラを「面白いwww」なんていうのが許されるのは小学生まで

196:創る名無しに見る名無し
10/11/23 18:35:27 AellJQpG
いい言葉だな。心に刻み込むわ
URLリンク(loda.jp)

197:創る名無しに見る名無し
10/11/23 19:36:27 L0JQOcVG
拾うんじゃねーよw

198:創る名無しに見る名無し
10/11/24 03:25:40 ayqKiltW
ある日の朝、創作発表部室前

少女「えっと、ここで最後かな・・・」
少女「多分、ここの人たちの事だから、またお花換えてくれてるとは思うけど・・・」

ガラガラ

??「む?」

少女「あ・・・」

少女(ひ、人がいた・・・!)

??「・・・おや、君は確か」
少女「あ、え、えっと・・・」
??「なるほど、君が噂の『少女ちゃん』か」
少女「え・・・?」
??「ふむ、確かに、ほほぅ、これは中々・・・」
少女「あ、あの、え、えっと・・・///」
??「ん?あぁ、すまない、つい凝視してしまった」
少女「い、いえ・・・///」
??「はは、噂に聞いた通りだな、そんなに畏まる事は無い」
少女「あ、は、はい・・・」
??「君がここの花を換えてくれている子だね、いつも有り難う」
少女「と、とんでもないです、好きでやってる事ですから・・・」
??「何かを愛する事は、美しい事だ、これからも宜しく頼む」
少女「あ、はい、こちらこそ・・・」

少女(なんだか、不思議な人だな・・・)
少女(というか、この部室に人がいる所、初めて見た)
少女(凄く綺麗な銀の髪・・・外国の人かな?)

??「ある意味、外の者と言えるな、この世界の住人でない事は確かだ」
少女「へ?」
??「生意気にも私へ挑む者が居ると聞きやってきたが・・・至って普通の少女だな、少々拍子抜けだ」
少女「は、はぁ・・・」
??「ああ、そう言えばまだ『君には』名乗っていなかったな」
??「私の名前はハルトシュラー、故あってここに出入りさせてもらっている」
少女「はると、しゅらー、さん・・・?」

(省略されました、続きはないのでワッフルしても無駄です)

199:創る名無しに見る名無し
10/11/24 09:03:44 qFDNB0By
明日が11月25日だとアッピル中のハルト様ですね

200:創る名無しに見る名無し
10/11/24 09:10:43 Z08kUBsd
二五日……ああ、天神さんの縁日ですね

201:創る名無しに見る名無し
10/11/24 19:58:55 KrB7Qcd9
URLリンク(loda.jp)

202:創る名無しに見る名無し
10/11/24 21:50:23 J8vaQtvK
>>198
わっふるわっふる!
閣下御自ら登場とはww えと、何しに来られたのでしょーか……?

>>201
Ω ΩΩ <ナ、ナンダッテー!!
また来たしwwwww

203:創る名無しに見る名無し
10/11/24 22:47:26 WZirzqWr
はさみおじさんwwwwwww

204:創る名無しに見る名無し
10/11/25 00:25:23 4Y/jCLku
>>200
>天神さんの縁日

某姉妹「ガタッ」

205:創る名無しに見る名無し
10/11/29 22:33:31 pRif9U+V
なんか伸びてると思ったらひでえ流れだwww

206:創る名無しに見る名無し
10/12/02 06:16:38 pqO9bjNE
正月用にそろそろ干し肉を創作しようと思うけど、料理スレ落ちちゃったまんまだった。
仕込み始めたらちょいちょい報告するわ。予定としてはブレザオラを1kgと鳥ハムとガチ干し肉少々。
ブレザオラ初挑戦で緊張。超旨いらしいから楽しみでたまらん。

207:創る名無しに見る名無し
10/12/02 14:04:10 RZUqJm0O
干し肉……美味そう

208:創る名無しに見る名無し
10/12/03 02:07:32 SLWdFN+f
ブレザオラを干すとガチ干し肉になるらしいんだけど、師匠筋の話じゃ「1kg仕込んでも味見で消費してしまう」ほど旨いらしいぞ。

既によだれが止まらないw

209:創る名無しに見る名無し
10/12/03 18:36:12 5DpeVc6D
過程もうpしてくれるんだろうな!?

210:創る名無しに見る名無し
10/12/03 21:30:21 SLWdFN+f
それをやらんでどうするw

211:創る名無しに見る名無し
10/12/04 00:07:43 H+2rkcrn
URLリンク(vippic.mine.nu)

212:創る名無しに見る名無し
10/12/04 00:39:27 lWt4xKrJ
自分の肉を干しちゃったか……

213:創る名無しに見る名無し
10/12/04 00:58:06 +YayM+wY
もうほとんど原型止めてないはずなのに、なぜかあれがよし子だとすぐに分かってしまう

214:創る名無しに見る名無し
10/12/04 01:19:14 H+2rkcrn
  , '  ̄  ヽ
  !     _!
  !i●皿●ノi ミ
 ((!| 彡¨ミ=≧
 `|| |¥|
  W ノiiヽヽ
  レ ||∥,!
.   ヽ|| |ノ

215:創る名無しに見る名無し
10/12/04 01:26:01 lWt4xKrJ
やせ細ったガチャピンに見えるw

216:創る名無しに見る名無し
10/12/04 01:27:31 +YayM+wY
このような不気味な生命体に気を許したらいけませんぞ

217:創る名無しに見る名無し
10/12/04 01:42:41 lWt4xKrJ
赤モップ乙

218:創る名無しに見る名無し
10/12/04 01:53:42 H+2rkcrn
                   \  _ ∧∧∧_   /
                   ―  \/ ̄ ̄\/   ―
                  ―   <| o` ´o |>   ―
                   /  /\ д  /\   \
                        ̄"∨▽∨ ̄
  , '  ̄  ヽ~♪   v  v  v  v  v
  !     _!    | ̄0 ̄0 ̄0 ̄0 ̄0 ̄|
  !i●皿●ノi ミ  |             |
 ((!| 彡¨ミ=≧0   |              |
 `|| |¥|ノノ     |     vvw      |
  W ノiiヽヽ     |             |    wvv
  レ ||∥,!  vv  |             |
.   ヽ|| |ノ         vv                vvw



219:創る名無しに見る名無し
10/12/04 02:10:51 lWt4xKrJ
いかん
今度は女装したガチャピンに見えてきた

疲れてるな
今夜はもう寝よう

220:創る名無しに見る名無し
10/12/06 23:39:20 X4bJoBDI
>>211
おいwww

>>218
おいィ!?

221:創る名無しに見る名無し
10/12/07 00:48:11 fbdESDDF
どうすれば……。う……うんこ……?

222:創る名無しに見る名無し
10/12/15 23:25:00 xmyxd3P/
摺醴 霾醴髏蠶蠶鸛躔か               ベ∃壮鎧醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
勺儲靄靄醴醴醴蠶體酌 紜 ㎎ 山∴        ベヨ迢鋸醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
∃儲霾 露繍蠶髏騾臥猶鬱㍗  ご笵此∴      ∃㌶謳廱躔騾蔑薺薺體髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ儲諸隴躇醴蠶歎勺尓俎赴        レ     ∴㌶醴蠶鬪にに     躇躇醴蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ鐘諸薩讒蠢欟厂  ベ状抃   【●】 厂     ヨ繍蠶蠶臥に        躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶
㌶罐諸醴蠶蠶歎     マシ‥…ヲ冖ヘ     .∴瀦醴蠶襲㌦         躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶
加罐讒蠶蠶欟厂     ㌶ ヘ㌶㌶ヘ     ∴㌶醴醴蠶甑        【●】に  蠶蠶蠶蠶蠶蠶
溷霾醴蠶蠶勸     ㌶  ヘヘ  ㌶      ∴ヨ繍醴蠶蠶鬮に に  庇蠶蠶∴蠶蠶蠶蠶蠶蠶
醴蠶蠶蠶蠶髟     ㌶      ㌶     ベ湖醴醴蠶蠶蠶庇 にに庇蠶蠶蠶.∴蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶欟     ㌶      ㌶       ㌶繍蠶蠶蠶蠶蠶曲㌶㌶㌶㌶㌶㌶に㌶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶歉    ㌶     ヲ 澁畄_迢艪蠶蠶蠶蠶蠶蠶甜川㌶㌶∴ ∴∴㌶㌶髏蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶髟     ㌶    ヲ  コ醴蠶奴繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶齡辷㌶    ∴㌶㌶醴蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮か            .ベ苛ザベ繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯己に⊇三介㌶㌶醴蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶髏鬮シ     ㌶             尽慵蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶自辷㌶躇㌶鐘㌶躇蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴勸     ㌶               氾隅髏蠶蠶蠶蠶蠶靦㌶㌶雄躍躇㌶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴訃     ㌶           ∴∴∴沿滋溷醴髏蠶髏髏韲譴㌶醴蠶蠶㌶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶髟     ㌶     _山辷ム㌶蠡舐鑓躍醯罎體體體驩讎櫑㌶蠶蠶蠶㌶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶㌢     ㌶   ㌶躍蠶蠶 蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯註珀雄醴醴㌶蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶廴     ヲ  ㌶醴蠶欟閇憊體醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶靦錐讒醴蠶曲蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶欟シ      ヲ  禰蠶蠶蠢螽螽㌶醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躍蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶監シ        ∵ヴ門夢曠髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶㌢    ヲ       ∴シ∃愬嚶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶㌶蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶診     ヲ    ベ沿 旦以迢 讒醴髏曠醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶㌶蠶蠶蠶躇髏蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶甑シ   ヲ     .げ隅艪蠶蠶蠶蠶蠶蠢 蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶㌶蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮ヒ           ベ状隅髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠢 ∴           ベ川捍軆髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶曲蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶 シ           ∴∃氾据醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠢此         ∴⊇以㌶繙醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶 ∠∴  .∴∴∠ヨ旦滋躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶醢山ム沿当 錙躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躇蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶

223:創る名無しに見る名無し
10/12/15 23:32:29 r0CFBhqE
これは……どこをどうやったらおっぱいに見えるんだ?

224:創る名無しに見る名無し
10/12/16 00:24:53 CqUWZBVi
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          ローズ
警察官A「もーえあがれふふふーふレジースターンス!」
警察官B「勤務中に歌ってんじゃねーよ。・・・は・・?」
警察官A「どうした?♪」
B「ミラー見てみろ・・・」
A「あん?どれどれ・・・・・・え・・・?」
A「なんで動物がプリウスを運転しているんだ・・・?」
B「と、とりあえず止まらせるぞ!?」
ウ~ウ~

A「「そこの黒のプリウス、止まりなさ~い!」」

三月「なんか外、うっせーな」
三二一「そうね・・・って、前走ってるの、パトカーよ!?」
プー「うわ!なんでポリ公にマークされてるんだ!?」
三二一「もしかして、私がUSJに居たのがバレたのかも・・・」
段歩「なんだって・・・?」
紅の豚「・・・大丈夫だ。お前は、お前達は俺が絶対に守ってみせるさ・・・!」
三二一「みんな・・・」
河馬男「・・・よし!カセット変えるぜ!!」

カチャ
~今人~
プー「振り切るぜ!シートベルトは大丈夫か?つかまってろ!!」
ギュワワン..!ジャリジャリ!!ブルルワン!



225:創る名無しに見る名無し
10/12/16 00:26:47 CqUWZBVi
A「うわわっ!?渡辺さん、やつらのドラテク、ハンパないっすよ!?」
A「ボクじゃすぐ離されちゃいますぅぅ!うわ!すご!?」
渡辺「確かにヤバイな・・・プリウスで直線ドリフトなんぞ普通の人間にゃできんぜ。ましてや高速道路でな・・・」
渡辺「・・・安藤、俺に代われ」
安藤「ええ!!高速で、そんなの危ないっすよ!」
渡辺「俺達にはやつらを捕まえる義務があるだろう?」
安藤「先輩・・・分かりました・・・!」

渡辺「よし!代わるぞ!」
渡藤「「せーっの!」」

スッ

安藤「あ、先輩、前」

渡辺「え?」

ドカーン!!!!

              /|:::::::::::::::::::::ヽ.:.:.:.:、:.:.:.:、:.:.:.、.:.、.:.:.:.:.:.::`゛>
           /{::|:\:::::::\.:.:.:\.:.:.ヽ::.::.ヽ:.:.ヽ::::::::::.:.`゛ー- ..,__
: 何 :    /:|::',:ト、::::::ヽ、:.\:.:.:.\:.:.ヽ:.:.:\.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´   : : :
: が :   //:/:::|::',|::'、:::::::::\:.:\.:.:.ヽ:.:.:\:.:..\::::::::::::\、::::\    : : :
: 何 :  /!::|::l::::/|:::l:ヽ:\::ヽ:.:\:.:\.:::ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:\::::::::::::\ ̄   : : :
: だ :   |/l::|::|::|:ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::ヽ::::.:ヽ:.:.:.:.\:.:.:.ヽ:::\.   : : :
: か :   |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,―\::::::、::::::::::ヽ::.:.::::::.:::::::ヾ. ̄   : : :
:    :   }//l::|:::|{(:::)ヾ、:::ヽ \!(:::) ヽ,:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、   : : :
: わ :.  |/l::|::|:::|ヽ==''" \:ヽ、ヽ=='" |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::\
  か     / ',|::|:::|   /   `゛       |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_` ゛`
  ら      l::!::::ト、  '、 _         ||::::::::::::::::::::::::ト:ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、
  な     r'"´||',::::',                 |:::::/l:::::|\:::ト、ヾ | |     / / \
  い   /   ll ',::', 、 ーこニ=-       /!::/ ヽ:::|  ヾ、  ノ ノ  /  ,イ   ヽ、
       ,'    |  '、:, \ --       ,. '´ |;'  l ヾ、.   //     / |    l: l
      |   |!  ヽ;  ヽ       /.:    i!  /   ゛// |l      / |      | |




226:創る名無しに見る名無し
10/12/25 01:32:22 MMNoQJFP
鼻を鳴らして 奴が来る
後ろに尻尾を ぶら下げて
くたびれ毛皮に しみ込んだ
ケモノの臭いが やってくる
ああ 犬よ 良き友よ
おまえ今頃 どの空の上で
俺とおんなじ あの星見つめて
何思う

可愛いあの娘に 鼻面噛まれ
面食らってた ドジな奴
風呂に入れれば 我が親父
バスタオル抱えて やってくる
ああ 過去よ 良き夢よ
俺は今では 別の町に住んで
世間近所に 閉口しながらも
生きている

無芸大食と 人が言う
お前の顔が 目に浮かぶ
飯の為だと 言いたげに
お座り待てを 披露する
ああ お手よ おかわりよ
仕込み不足を 恨むじゃないぞ
芸が無いのも 魅力の内だと
言ってくれ

名犬ラッシーの ガラじゃない
遊んでくれと 言いたげに
子供相手に 散歩道
愛想振りまき 尻尾振る
ああ 犬よ 良き友よ
三十分のつもりで 出かけてみたけど
四時の散歩から 帰ってきたのは
夜だった

少年時代と 人が言う
遠い記憶と 俺は言う
別れ怖さに 死に目には
立ち会わぬ事を 悔やみつつ
ああ 友よ あの日々を
時を越えて やり直したい
今も昔も この写真見れば
胸詰まる

飼い主たちと 通りゆく
あいつ程では ないにしろ
共に駆けようと 言いたげに
肩で風切って 飛んでゆく
ああ 犬よ 良き奴よ
いずれどこかで 会えたら二人で
昔のように 散歩でもしないか
あの日々へ

227:創る名無しに見る名無し
11/01/03 00:55:56 TbIGgHpS
どこかで聞いたような話

駅で自殺しようとすると駅員に止められた。
ところが自殺するといっても一気に飛び込もうと言う、予備動作を見せないようにしていたはずなのにである。
不思議に思い駅員に尋ねるとこう言われた。
「自殺しようとする奴は“青く”見えるんだ」
これも一種の特技なのか。いずれにせよ、自殺する人からはただならぬ雰囲気が漂っているということなのかもしれない。

228:創る名無しに見る名無し
11/01/03 01:12:55 TbIGgHpS
友達の友達に聞いた話



ある日Tさんがふと散歩の最中に空を仰ぐと、紙飛行機が滑空していた。
どこから飛ばしているのかと目で追うと、とある家の窓からだった。
次の日も散歩にでると、紙飛行機が飛んでいた。
また次の日も同じ窓から飛んでいた。
きっと子供が遊びで飛ばしているのだと思い、建物の近所の人に「あの家には誰が住んでいるのか」と聞いてみた。近所の人は「両親と子供が住んでいる」と答えた。
少し経って散歩に出てみると、また紙飛行機が飛んでいた。紙飛行機は風に乗って、ドブ川めがけて落ちて行った。

それからしばらく経って、その家で事件が起こった。
その家では虐待が頻繁に行われており、殴られたり熱湯をかけられたりされたと「遺体」が語っていたという。
唯一許されていたのが勉強で、その子は虐待を受けないように必死になって机に座り続けていたそうだ。
Tさんは、事件から数日後、また同じ家の前を通った。
紙飛行機は飛んでいなかったし、警察の取り調べの余波で辺りは閑散としていた。
ふと、足元の草むらに何かが転がっているのに気がついた。
紙飛行機だった。
Tさんは紙飛行機を拾った。実に精巧に作られていたが、雨に濡れて萎れていた。
その子が作り続けていたに違いなかった。
そこでTさんは違和感に気がついた。
紙飛行機に、模様らしきものが描かれているように思えたのだ。
何気なく紙飛行機を開いてみた。
絶句した。
紙飛行機の裏にはびっしりと小さい字でこう書かれていたのだ。

「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて」

229:創る名無しに見る名無し
11/01/05 01:22:40 B1hDV+6o
>>228
うわぁ……
実話だったら笑えないわ

もし創作なら、後味悪いけどこういうの好き(悪趣味w)
ホラースレ出来たので、是非そちらにも!

230:創る名無しに見る名無し
11/01/05 01:53:14 3FVI8tSM
Tさんなら、きっと念力でなんとかしてくれる……!

231:応援メッセージ
11/01/12 18:59:50 bUSBL4rX

きみは、玄関先で靴紐を結ぶ。
受験票は、鞄の中にちゃんとあった。さっき、6回目の確認をしたよね。
シケた面で写った顔写真と、無機質な受験番号。それに、これから向かう受験会場が書かれている。

こんな紙切れが、自分の一生を左右するかも知れない―きみは、そんなことを思う。
なんだかぼくまで、やりきれない気持ちになる。

「落ち着いてね」
きみの母さんが、背後から声をかける。

「……」
きみは、何と言ったんだろう。ぼくは、聞き逃してしまった。
とにかくきみは何ごとか短く答えて、立ち上がる。


たぶん、「大丈夫だよ」とは、言わなかった。そんな責任は持てないから。

きっと、「任せといて」とも、言わなかった。そこまでの自信はないから。


試験は、スポーツの試合や音楽の発表会なんかとは、決定的に違う。
それらは、「その時」に「最高のパフォーマンス」をすることを求められるけど、試験は違う。

どれだけ「普段どおりに出来るか」が、問われるものなんだ。

だから、試験だからって、気負うことはない。
普段どおりにしていればいい。
普段、マンガ読んで寝るんだったら、試験前日であろうとマンガ読んで寝た方が良い。

普段と違うのは、「ちょっと違ったところに行って、ちょっと違った雰囲気で問題演習をする」点だけだ。


もしも力が及ばなくても、きみなら「それも運命」と受け容れられると思う。
「あのとき、もっと勉強していれば……」なんて後悔は、全く意味がない。

努力できたかどうかも含めて、自分の実力だってことを、きみは知っている。
違った道を歩くことになっても、後から振り返ったら案外悪くなかった、なんて思うかもしれない。


232:応援メッセージ
11/01/12 19:01:05 bUSBL4rX

当日は、問題を解くことより、まずは問題なく試験会場に着けるかどうかを心配するんだ。
無事、時間通りに試験会場に着いたなら、試験は半分以上上手くいったと考えて良い。
あとは、「試験問題を解く」という「作業」を淡々とこなすだけだ。


だから、休憩時間に問題集を見たり、友達と公式の確認をしたりする必要なんか、全然ない。
自己採点なんて、自分が「安心」するだけの効能しかない。
それも、自分が思ったとおりかそれ以上の結果でなければ、安心できない。

安心することで、次の科目に心置きなく臨める、というのであれば良い。
けれど、そうでなかったなら……?
どんなに後悔しようとも、答案用紙を取り返して答えを書き直すことは出来ない。

自己採点の如何によって志望校を変更するとか、
何らかの操作が必要になる受験の仕方をしている人にとっては、必要なことだろう。
しかし、それすらも試験が終わって家に帰ってからで十分間に合う。

つまり、試験会場での自己採点はデメリットしかない。
そんなヒマがあるなら、トイレに行ったり、リラックスしたりして、次の科目に備えたほうがいい。



233:応援メッセージ
11/01/12 19:03:36 bUSBL4rX

試験当日より、どれだけその試験に対し備えてきたか、が大事なんだ。

きみは、準備段階でたくさん復習していた。
中学、高校の教科書をひっぱり出し、ノートをめくって、問題集を解いたはずだ。

それらひとつひとつが、志望校に近づく一歩一歩であったんだ。
だから、努力してきた分だけ、志望校に近づいていることは確実だ。


今まで、幾度となく模擬試験を一緒に戦ってきた鉛筆たち。
落としてしまっても、必ず手元に戻ってきてくれた消しゴム。
ここぞという日に必ず買っていく、お気に入りのお菓子。

そうした物たちが、きみの味方だ。
そして―もちろん、このぼくも。


さあ、いくぞ。
どんな問題でも、解いてやる。

大丈夫。
いつも通り、これだと思う答えを、塗りつぶしていけば良い。

慌てないで。

答えは必ず、きみの目の前にある。




234: ◆BY8IRunOLE
11/01/12 19:06:03 bUSBL4rX
↑今週末はセンター試験ということで、再投下です
ここを見ている受験生はいないかも知れないけれど……
がんばって!

235:創る名無しに見る名無し
11/01/22 19:42:51 guET52MZ
なんだ?
受験生の背後霊?
カンニングの手伝いでもするんか?

236:創る名無しに見る名無し
11/01/24 06:04:51 HAbgypfG
>慌てないで。

>答えは必ず、きみの目の前にある。

マークシート式のセンター試験なんだから、そりゃどれか一つは正解だわな


237:創る名無しに見る名無し
11/01/24 10:56:58 VhmUzkDK
無粋な

238:創る名無しに見る名無し
11/01/24 20:56:08 IkZxMf2c
URLリンク(loda.jp)

239:創る名無しに見る名無し
11/01/24 20:56:36 I4/DFWZc
値割れはええよwww

240:創る名無しに見る名無し
11/01/24 21:00:19 ri4lHFTa
スーパーの刺身かよwww

241:創る名無しに見る名無し
11/01/24 21:07:19 zIriSbP9
これはひどいw

242:創る名無しに見る名無し
11/01/24 21:13:57 jncqHTDW
次はワゴン行きか

243:創る名無しに見る名無し
11/01/24 21:23:08 IkZxMf2c

     |┃三    /⌒\   / ⌒\
     |┃     i ○  i  i ○   i
     |┃     ヽ、   \/     i 
 ガラッ. |┃       \  ¥_¥   /
     |┃  ノ// / ./ ̄ ̄ ̄ \  \  
     |┃三  / /  ::\:::/:::: \   |
     |┃   | /  <●>::::::<●>  \ |
     |┃   | |    (__人__)     | |
     |┃三  | \    ` ⌒´    /| |
     |┃三  | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \| |


244:創る名無しに見る名無し
11/01/24 22:08:17 ri4lHFTa
おいばかやめろwwwww
携帯でうまくみえんがそれでも吹いたwww

245:創る名無しに見る名無し
11/01/24 22:18:10 zIriSbP9
もしもしからって、AAを画像で表示する機能なかったっけ?
専ブラ入れないと駄目なんだっけかな

246:創る名無しに見る名無し
11/01/24 23:00:19 ri4lHFTa
したらばならある。
一応アプリじゃない専ブラはあるけど、表示そのものは変わらないな。
アプリは機種に対応してる奴が無くてね……。


247:創る名無しに見る名無し
11/01/28 06:22:55 SMONuly8
スレ立てました 遊びにきてください
【漫画・小説】このネタ提供します【夢を託して】 
スレリンク(bun板)


248:創る名無しに見る名無し
11/01/29 23:03:41 WGHnj0yK
某所での流れで描いたが、ホント投下先の無いものが出来ちゃったんでこのスレに投下させて頂きやす。
URLリンク(loda.jp)

249:創る名無しに見る名無し
11/02/07 00:57:29 eoPAEtlf
URLリンク(loda.jp)

250:創る名無しに見る名無し
11/02/07 01:06:55 TcTqPsVF
ハサコラ再開www

251:創る名無しに見る名無し
11/02/07 01:11:42 PrZ2K8aT
はさみなだけにバーバー

252:与太郎
11/02/07 06:50:06 j7/1ZAjf
 ハーメルン物語

253:創る名無しに見る名無し
11/02/14 20:01:12 WsYa35bj
URLリンク(loda.jp)

254:創る名無しに見る名無し
11/02/14 20:10:26 p2RxZMdX
ひぃぃぃぃぃ

255:創る名無しに見る名無し
11/02/14 20:14:28 3giVEXP0
こういうのどこかで見たことあると思ったら、青鬼か

256:創る名無しに見る名無し
11/02/14 22:21:51 qmXMCRo3
いやぁあああ!やめて!こないで!

257:創る名無しに見る名無し
11/02/14 23:03:37 //YZrP/a
ブラクラなんて久し振りだな

258:創る名無しに見る名無し
11/02/21 03:47:53.31 4CbJq0iU
 ふと壁架けの時計を見た。
 朝の四時になろうとしていた。
 煙草を吹かして、何となく輪っかをぽん、と弾き飛ばす。慣れた者がやると意外な程に飛距離が伸びるそれは煙で軌跡を描きつつ、目の前に置いてあった調味料のビン達へぶつかり、隙間を縫って貫いた後、もわもわ立ち上った。
 水を口に含み、咥内と喉を潤す。それは浄化の意味もある。
 また煙草を一口。鼻と口から煙を吐き、また水。
 それを何度か繰り返した。

「おまちどーさまでしたー」

 そう言われて、男は煙草を灰皿へと押し付けた。
 水と灰皿と携帯電話を隅に寄せ、それを受け入れる。

「ご注文のラーメン大盛りに煮玉子メンマネギ厚切りチャーシュー野菜炒めの背油増しです」

 時刻は朝の四時。
 胃もたれは覚悟の上。

259:創る名無しに見る名無し
11/02/24 03:38:25.52 k4SpPGJp
   / ̄ ̄ ̄\       ___     / ̄ ̄ ̄\                 ,.-‐一'、
  ///// ̄\  ∫'´...,, . ヽ'| / ̄\\\\\  ||            /     \
 ( ( //// ̄\\ |´iノレルレ〉| // ̄\ \\) )..||         -‐一''`ヽξ_   |
     (/(/// ̄( j l| ゚ ‐゚ノ|┿ ̄\\\)\)    .||       /        \  |
        (/(//,⊂リ^V^リつ\)\)        ||      /ξ  /\  #  V |
 ゴゴゴゴゴ (/ ( / (ムi」」」ゝ))\) ゴゴゴゴゴゴ   || ゴゴゴ !/  /\ /\ ξ|  |
                `~じソ~´             ||      /  /〇   〇 i,  i |  |
                                 ||      | /|"  `  " !  !6)  |
                                 ||      ∨"!、  Δ   ノi |ノ   |
   「お願い姉さん‥‥‥もう‥‥‥死んで‥‥」   ||         >-┌''"´∨    '|
                                 ||       ___/_,/‐|##| ̄|-,.-,   '|
                                 ||     / / | | Η││|  \  |
   「ななな何を言ってるでござい!!!???    ||     |  ||/  》 , ∥  |_   | |
    妹とはいえ許さんでございよ!!!!!!   ||    | ̄  (   ヾ∥  〔 ̄  |  |
    姉より優れた妹なぞ存在しねえ!!!!!」 三三 ̄ ̄/   ゝ.......木兆.......|   |  |
                               「⊇⊂〉      ::::|______|    \\
                               L⊇ | |      ::::|______|     |  \
         ocyuru ・ ten               || |  |   |ニニ{_______________|      \ニニ⊃ 
        落 ち ゅ る 天             |∪  |     ::::| ̄ ̄ ̄ ̄"|       \   \

260:創る名無しに見る名無し
11/02/24 17:44:50.19 k4SpPGJp
   |    しまった!囲まれたぞッ!    |
   |___  ____________|
        |/    /!                      .-''"´ ̄\
         ______,イ//_____________イi            ∧、∧、∧、、∧∧
    _, r '' " "      _,._,._,._,._,._,_,._, ~`''ー-.、      |  |   |   |,.  | }     
  _,r''""◎  ヽ     _,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._~`''ー-.、_,.-‐一''"´ ̄ ̄`゙''ー‐--、    
 ゙ヾ,,   U  |   _,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,..  ~`':l               | 
 ∠´___     ノ_,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,.  _..-‐''|            ′    |  
!      ~`''ー-.、_______________________________,,...-‐'''"    |  ∠ニ'==ァ   、==ニゞ|  
'                 ! | ,_  / _ ',           |. ヽ '"旬゙`   ./''旬 `  | 
           _.. -―| :{   ,/ /   \         ,|   ` ̄'"   f::` ̄   .| 
, / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \        |          {:.     |   ┌――-
.`ヽ. " ̄\   `ヽ.    __,,.. -‐丶   ヽ       |         ^ r'     |   | ふっ…どうやら
. ' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\    !|    .   ー===-     |  < そのようだねぇ…
  ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |   |         ー‐      |   |_____
''"   },  ノ ,  '''''""  \   ヽ ⌒ヾ      v  | __,|-‐一''"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`゙''ー‐--|__
    /   } {. { l ┌n‐<  ヽ/ ``\        ノ/                     `ヽ
´ ̄`{ 0  `'^┴'ー┘|ヾ    }、 u'   `  --‐ / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/

261:創る名無しに見る名無し
11/02/24 19:10:45.53 k4SpPGJp

    ,, --'" ̄`"'ソノ、    
  /彡::::::ミ:::::::::::::::: ヽ
 /:::::::::,r'"~`ヾ)゙`ヾ\:::: ',         ヽ ._|_  ニ立ニ.  | |
./:::::::::シ:::..        l::: |         ヽ ._|_  |三ヨ ..  | |
.| ::::イ:: "'==、ハ,=="ソ:: |         / _|_ / \‥/ o .o
.| {`V::  `=・=` ':-・=' 〈:: |                    ̄
.|:::ヽ_:::::    , ヽ   |::. |          こ の ブ ロ グ は 今 日 中 に
.| :::ヽl::::::     `ー´   .'::.. |  __     
.| ::::::|: 、:::  , ---、 /::::::: | / _ \     閉 鎖 す る か も し れ ま せ ん
.|,,-:::|:::::ヽ、.. ''"'' __/::::::::: |/ /  \ |
'"| (ヽ、_   ̄´ ̄,ノ)ヽ' ̄/ /    / /
;;;|\ `ー、_ ̄`''" ̄ノ |/) ̄\ / /
:::ヽ   `'ー、,ノ´  ///)::::::\/
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262:創る名無しに見る名無し
11/02/24 20:32:55.56 k4SpPGJp
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                        /  :::...       Y(   `... y ヽ 、
    / ̄ ̄ ̄ ̄\         .:/   入:::.,, `:::.`:::'   `.      `,,_
  /          \ - ニ⌒ニXメ,   /:::l \,__)__,,;, yx  ノ/  /,'  f.::::lj
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    `゙''ー‐--‐一''"´   |::  i::::_,Y_' }/::l //:::: ||ミ:ト:l|Lソ::::イ ::l  i:::::メヽ
               |:`ヽY/..::: Y:vy '~ カ:: :/_,以⊥| __::::/.::/   ' ヽ从
               '~ ll    :i::y ::` r::::::f廴 ~ V⌒i:::/.:/ 1 \i `,
               ハ,'  》= .  i:: イV/ : ::l廴 _ ~ y じ'!_;;;;ィ  /  ::ハ  i
               ハv ll    ` ,彳 V. ク::f    - y /::::_,,イ  :::/ ::: il
                入彳   fr   リ イ|ク:::イ  ̄   l リ イ  :::/  ノ i
                 从h   ィ'  /' ' li 气:l{_ /~ア y'  二 7      i
                  从),  ノ , イ' :`カヵ'⌒ィ≦三≧ 、 _,,ノ - '"   イ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ,`!  T' , 彳 ,  ∬frT刃|x豸i  _,,    !  l
......................................................................\! .::l イ'  / __ _`气ll 1||y '' ,__入    :.i: l
.............................................................................\! '  fr ' ノ-  |∫|| 二 i::::...   :: ll
...................................................................................`-=-ァィ' Y::  |∫||  ,,__ ミ:::::..  i::::lh
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263:創る名無しに見る名無し
11/02/24 20:42:13.82 MCGDbB8W
>>262
   ___    ゴキッ
  / || ̄ ̄|| <⌒ヽ ))
  |  ||__|| <  丿
  | ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
  |    | ( ./     /


264:創る名無しに見る名無し
11/02/27 15:22:06.37 jWRGYxnj
>>248
カッコいい こういうの好き 
そういや昔ゾイドってあったよな、けっこう世界観造り込んでた気がする

>>249
おいww また来たかwww

>>251
【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

265:創る名無しに見る名無し
11/03/01 16:33:32.03 oM++3WLR

           V                    l               、
        ., '⌒, '´  ̄ ̄ ` 、              Еヨ |  ヽ _ヱ_ /|\ 三.土' 丑 l
        i :::i r-ー-┬-‐、i              レ\ レ ノ  亅 .V J 口'日 '口 ・  
         i :::;| |,,_   _,{|                      ,__ _
        | ::::N| '''''` {''''`lリ              8〇    , '´     `:    〇8
        | :::::ト.i   ,__''_  !                〇  〈 ルハルカリ〉|    〇
       _j_/i/ l\ ー .イ                 〇   ||:〇-〇::|| |   〇
    /    `ヽr--、,,, ̄、,,'└-‐―- 、           〇◯/|::::::::::::::::リ ゞ◯○
   /        /ニニ\          \              .\_,, イ{___
   {         ,  `⌒` <\  ,ィ―'⌒ヽ.`ー 、             .ノ ゙、 /└‐―-、⌒
   ',      /        `Y´     ./⌒ヽ ヘ.      /  ̄ // ー 、, -‐/ニヽ// \|
    ヽ、                 /    \}     /    //       /二ミ/     i
     {> 、   `ー--        /      ヽ|    ./ / ̄7 ̄ ̄ ̄`´        .|
     j::::V  `> 、____    , く `ー'   ノ    ´⌒ヽ'              /  / |
     / ::::V     〔   `ー '  `7ー―'      {      \ヽ       ./   ,'
  /  :::::::\    〔   }  〕  /         〈      _> 、__/    /.|
  \/| ::::::::::|    〔   }  〕 /.            `ー―<´ { i  }      / .|
    j ::::/ /        }   /                ∧  --!--       / ̄
    \/ |/二二二二二二二ニ`ヽ                〉 { !   }     〈 
       ./    \|    |/  ハ                /           ハ 


266:創る名無しに見る名無し
11/03/02 22:30:46.53 1tiDeBqV
URLリンク(loda.jp)
URLリンク(loda.jp)

ペンが止まらないよ!!

267:創る名無しに見る名無し
11/03/02 22:42:15.73 e71zhxGN
ええと……うん

268:創る名無しに見る名無し
11/03/04 19:35:52.35 Ca87YUOj
親愛なる青木麻依さんへ

麻依ちゃん、出産おめでとう。麻依ちゃんが母親になるなんて21年前は想像できなかったな。
あ、母さんもおばあちゃんだね。いや、おばあちゃんて呼ばせなくて友美ちゃんて呼ばせるよ。だって稜くんが中学生になってもまだ還暦前だもん(笑)
でも親から見てもおっとりとした麻依が男の子なんか育てられるかな(娘しかいない母さんが言うのも何だけど)。
でも正直麻依を無事育てられるか、というか産めるのかもすごく不安だった。
麻依も知っていると思うけど母さん、麻依を産む前に流産と子宮外妊娠をやっていて私は子供を産んではいけないのかと真剣に悩んでいたの。まあ20歳過ぎの乙女には残酷すぎる現実だったんだけど。
今となっては笑い話だけど175センチの母さんと166センチのお父さんの組み合わせもまずいと思っていて離婚も考えていたの(父さんには死んでも絶対言わないで)
それで麻依に対しても特に翔ちゃんが過保護ぎみになって私と翔ちゃんの子供にしてはおっとりとした子供になったかもしれない。
反対に礼奈の時は安心したのかお転婆とすら言えないような子供になったと思うの(笑)
まあ二人とも麻依のような性格だったら物足りなさすら感じると思うし反対に礼奈のような性格だったら女の子なのに~と思うから(二人ともゴメン)バランスがとれていてそれでいて麻依ちゃんは母さんに似て大きくなって礼奈ちゃんはそこまで大きくならなかったから
一つの例だけど子育てってとっても面白いと思ったよ(お父さんは麻依の身長に関しては残念がっていて礼奈に抜かされなかったことに安心しているんだけど)。
さてはともあれ、子育てはこれからが本番、母さんは何もできないかもしれないけれどどうか頑張ってね。
母親は誰でもない麻依ちゃんなんだから! 田中友美

269:創る名無しに見る名無し
11/03/04 20:51:43.11 Ca87YUOj
親愛なる綿貫礼奈さんへ

礼奈ちゃん、出産おめでとう。礼奈ちゃんが母親になるなんて25年前は想像できなかったな。
でも稜くんや夢野ちゃんのようにおばあちゃんじゃなくて友美ちゃんって呼ばせるよ。だって綾子ちゃんが小学校に入ってもまだ還暦前だもん(笑)
でも親から見てもバリバリの、それも男社会で有名な建設業のキャリアウーマンの礼奈が子育てするなんてできるかな(部長になる礼奈のほうがまだ想像できる)。
でも正直礼奈を無事育てられるか、というか産めるのかもすごく不安だった。
礼奈も知っていると思うけど母さん、麻依を産む前に流産と子宮外妊娠をやっていて麻依は奇跡的に産めたと思っていたの。
でも礼奈も無事に産めて安心して暴れん坊な女の子らしくなくなったかもしれなくて麻依はますますおっとりした子供になったと思うの(笑)
でも身長だけは麻依ちゃんは女の子らしくなくて礼奈ちゃんはギリギリ女の子らしい?(女の子は生理がきたらもうあまり伸びないからお父さんは二人の生理が早くくることを本気で願っていたの)
さっき部長になるのがまだ想像できると書いたけど麻依ちゃんは母さんとあまり変わらない人生を送るだろうけど礼奈ちゃんは母さんの知らない道をどんどん進んでゆくんだね(小学校の通信簿の時点でわからなかった母さんがおバカさんなだけど)。
でも子育ては仕事は違う喜びもあるからとっても面白いよ(定時の事務員とふ化場パートしかしたことのない母さんが残業まみれのエリート女性総合職に仕事を語るのは疑問だけど)。
千鶴に綾子ちゃんのことは頼んだけどこれからは残業はほどほどにね。
さてはともあれ、子育てはこれからが本番、母さんは何もできないかもしれないけれどどうか頑張ってね。
母親は誰でもない礼奈ちゃんなんだから! 田中友美

270:266
11/03/05 23:50:14.38 HK0Atyus
続きだよ!
だんだんのってきたよ!!
URLリンク(loda.jp)

271:創る名無しに見る名無し
11/03/05 23:53:42.07 pucyUN5W
.txtでおk

272:創る名無しに見る名無し
11/03/06 01:30:07.59 Af7qJGst
URLリンク(loda.jp)

273:創る名無しに見る名無し
11/03/06 01:32:36.78 ghSkbTt3
ふむ

274:創る名無しに見る名無し
11/03/06 10:12:25.80 a1e9C3aU
>>270
続きよろ でも>>271に同意

>>273
カコイイな
はじめこっち↓かと思ったw

                  ________
               .   ´          __`丶_
                 /         ,.  ´: : : : : : : : :`   、
           /  |     /: : : : : : : : : :、: : : : : : : \
              /   |   ./ : : : : ト、: : : : : ∧: :、 : : : :!⌒
          /    :|   /: : : :∧ ,:|--\ : / ‐∨、\ : |
.         /       '  /: : : : :|/、|   `     |: V
            ` =ニニニV : : : : : |           ,x=、 Vハ
                 { |: |: |: : :|  ,x==、    〃    V|
              '. j : ム:|∨:| 〃    ____ /// }|
                    ∨: :{ r|: : :l/// r ´    \}    ハ、
                /: : : ヽ|: : :|  |       ノ /: : : :\
              _/ : : /: :/ : : ト ._丶 __ . イ: :{ \:_:_: :ヽ
          / : : : : :,.一': :_/: :x'⌒\l|`ヽ、: : ト、: ヽ    |: :|
     ┌―一': : :/ ̄/: : : :/: : / }}     } \ | }: : }   |: :└┐
     |: : : : : : :/__,/: : /| : / ,.イ{       !\ \ ヽ: ヽ    ̄]: :|
    /: : : : | ̄ |: : :_:_;∧__|f二yイ |: 〉       V( ー' )、〉 : 〉 く : : :\
    \ : : : : > __」: : | 〉: : : (_/:〈 /         ∨下-:' : :/    \/
.       \/ \ : : :\: : : : ∧: /、           ,ハ |: : : : :|
              \/  ̄ ̄ /〈\O\ ______ /O 〉 ̄ ̄
                     ̄ \\ __O__O//
                    />ー-----r' |
                   〈/         し'


275:創る名無しに見る名無し
11/03/06 20:28:22.00 QxyjCLCT
URLリンク(imepita.jp)
「GirlsBaseballClassic」より
千葉スティンガーズ・マリア=ドゥリトル

おっぱいですいません。

276:創る名無しに見る名無し
11/03/07 00:35:21.29 5hINSRYi
あー…
ほんとにすいません

277:266
11/03/07 18:15:41.64 WLUb7dME
URLリンク(loda.jp)
URLリンク(loda.jp)

そっかあ、やっぱりテキストファイルのほうがいいよね
でも手書きが楽しいからこのまま手書きをアップし続けることにします、
ご容赦のほどをm(;∇;)m
今回はなるべく字をきれいに書くように心がけました

278:創る名無しに見る名無し
11/03/07 20:48:09.58 dpOSZab/
字が綺麗になってるw

でも手書きで書けるってすげえなあ

279:創る名無しに見る名無し
11/03/07 23:31:37.79 DbtcMCtm
絵茶で描くのむずかった
URLリンク(vippic.mine.nu)

280:創る名無しに見る名無し
11/03/07 23:46:07.49 /gudqTIc
手書きでしかもこれサインペンとかマッキーとかで書いてるだろwww
かきづらそうだww

すげえww
アナログでもろくな絵を描けない俺は静かに保存した

281:創る名無しに見る名無し
11/03/08 01:53:42.58 AUPhZbzn
URLリンク(loda.jp)

282:創る名無しに見る名無し
11/03/08 01:58:58.34 TVSqGEgg
やっべえキュンときた保存した

283:創る名無しに見る名無し
11/03/08 02:07:29.79 e7JHWN/C
それぞれ全員わかるってすごいな。とりあえず保存保存

284:創る名無しに見る名無し
11/03/08 02:30:13.29 FNfpJzaI
やべえなんかなつかしい

285:創る名無しに見る名無し
11/03/08 03:05:53.15 2eOBDcJQ
なつかしすぐる

286:創る名無しに見る名無し
11/03/10 10:10:22.89 tDG0aG72
URLリンク(loda.jp)

287:創る名無しに見る名無し
11/03/10 11:13:35.41 CpSvbw4H
すっげええ!!!wwww

288:創る名無しに見る名無し
11/03/10 11:27:52.92 t6qD9FbO
パネルが細かいwwwwwwww

289:骸亜 ◆J5EHpeCWNE
11/03/10 13:31:03.40 pzTbMIS/
これどういう無茶読みが出来るのか非常に気になるんですけど

290:創る名無しに見る名無し
11/03/10 16:10:34.52 EfYjwfUu
この職人なんなんだよwwwwwwww

291:骸亜 ◆J5EHpeCWNE
11/03/11 14:55:59.64 Hktpl7Jj
アースクエイク「オラァ!」

292:創る名無しに見る名無し
11/03/11 15:14:56.42 K7JfeJNd
やめろォ!

293:創る名無しに見る名無し
11/03/11 16:56:38.57 txbmFEkl
シャレならんつーのw

294:創る名無しに見る名無し
11/03/11 21:10:57.03 clAFNcM9
ネタにしたくなる気持ちはわかるけど、自重しようぜ

295:骸亜 ◆J5EHpeCWNE
11/03/11 21:28:05.95 Hktpl7Jj
アースさんが地震を起こすのにはちゃんと理由があるんだよ
ちょっと規模が洒落にならんレベルに達してたから投下しないけど……

せめて死者がこれ以上増えんことを祈ろう

296:創る名無しに見る名無し
11/03/14 16:03:36.57 yDQc+C0F
             ,,____,,,
           /        \
          /   _∧_   .ヽ
          .{   ⊆====⊇   }
        _,.-‐''"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`゙''ー-、、
      ,.-''"               `゙''、
     /                     ヽ
    ./                      .ヽ
    !                       !
    !        /":::::::"\         .!
   .|    ____,::::::::、_____   |
   .|   ______:::::::::::______    .|
    ',   .ii ̄||;;;;;;;;||`::::::::::´´||;;;;;;;|| ̄ii   /
    ヽ   ii .||;;・;;;||::::::::::::::::::||;;・;;||  ii   ,.'
     ',   !:::::::廴少::::::::::::::::::::廴少::::::!   ,,'
     ',,  i:::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::i  ,'
      ∨',   _______   /∨
        ト、  `゙''ー‐----‐''"´   ,イ |
        |::::::>、       ,,<:::::::::|
        |:::::::::::} .` ̄ ̄´ .{:::::::::::::::::|
        |::::┌┴┐―┌┴┐::::::::::|
    _,.-‐一''"´| o |.|||||||||.| o | ̄`゙''ー‐-、_
    >ヽ    | o |-----.| o |     /<
   / \    |____|    .|____|   / \
 /  ,/     \     /    \   \
/゙゙\/        .\  /       ヽ/"'''\
    |          \|/        |     \

297:創る名無しに見る名無し
11/03/14 16:54:32.70 6ENvMCcq
これは……

298:創る名無しに見る名無し
11/03/14 18:13:56.72 z+8JWpsg
知っているのか雷電!?

299:創る名無しに見る名無し
11/03/14 18:50:32.34 yDQc+C0F
         /\
        ./  \    zZ
       ./ O  .\  z
      / ____ ヽ
      | |/- -\|  |
      |  ̄ ̄ ̄   |
      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      |  鉄   o .|
      | || ↓ || || .|
      | ||   || || .|
      |_____\

300:創る名無しに見る名無し
11/03/26 00:48:30.36 u7gK1FYe
URLリンク(loda.jp)

301:創る名無しに見る名無し
11/03/26 00:52:03.75 iM8pE9zf
すげえ手かかってるな

302:創る名無しに見る名無し
11/03/26 01:11:14.80 9Do6VqwD
おー、なんか海外の絵本みたい

303:創る名無しに見る名無し
11/03/26 13:04:10.49 rkTHx/KD
syげえ!

304:創る名無しに見る名無し
11/03/26 13:34:32.10 mbgG21LO
『無解決事件』


 捜査は難航していた。これは、いわゆる密室殺人である。
 閉じられた部屋。照明の下に倒れている死体。犯人の痕跡は何ひとつ残されていない。
「一体どうなっているんだ……」
 刑事の呟きに応える者があった。
「なあに、簡単なことですよ」
 倒れていた被害者が起き上がり、伸びをしながら言う。
「私はこの部屋に入る前から既に死んでいたのです」
「ほう?」
「犯人の痕跡がないのは、それがそもそも存在しないからです。
 私はこの部屋の外で死んでいた。そうして、そのまま歩いて」
 死んだ男はドアまで行って、また戻ってくる。
「普通に部屋の中まで入ってきた。ちなみに死因は運命死でしたよ」
 推理小説の名探偵じみた口調で言う被害者に、刑事は訊いた。
「しかし君、まだ生きてるように見えるんだがね?」
 死者は微笑んだ。
「いいえ、死んでいるのです。そもそも死とは何であるかを考えれば
 私がとうに冥府への越境を果たしていたことは自明なのですよ。
 そして刑事さん、あなたも例外ではない」
「そうか」
 刑事は死んだ。
 そして部下に向き直って言う。
「そういうわけだ。私は死んだ。後のことは頼む」
 死んだ男たちは現場を去り、部屋はただの部屋に戻った。

305:創る名無しに見る名無し
11/03/26 13:40:46.67 l6xM3Z1L
小林幸三乙。

306:創る名無しに見る名無し
11/03/26 15:35:10.47 mbgG21LO
画家?(´・ω・`)

307:創る名無しに見る名無し
11/03/26 17:49:35.54 kp3lQegu
武田幸三?

308:創る名無しに見る名無し
11/03/28 07:54:08.24 J8qb5CnZ
どうしてこうなった・・・・
そんなのは分かっている ハルヒの力に決まっている
そして俺はポケットから取り出した携帯でいつものやつに電話をかけた

「・・・・はい 古泉ですがどうしました あなたから電話なんて何かありましたか?」

「なんかポッポとかオニスズメが空を飛んでたりしてるんだが・・あっ今巨大芋虫がピジョットにくわえられてとんでったぞ」

「・・・とりあえず部室に来てください。長門さんと朝比奈には連絡しときます」

309:創る名無しに見る名無し
11/03/31 18:45:12.75 VxzmPNzZ
半年くらい前にあった板vs鬼子スレの現場見てノリで書いたものです

古めいた巨大な洋館に延びる薄暗い廊下を忙しなく歩いているのは、持てるだけの缶コーヒーを両手に抱え込んだ、特徴に乏しい青年である。
彼、倉刀作は、この屋敷の主人の私室へと入室するなり、非難がましい声を上げた。
「師匠、何をしてるんですか?」
ピアノなどの楽器類や画材道具に埋め尽くされている、いかにもアンティークめいた家具で統一された部屋の中央。
優雅に足を組みながら椅子に掛けているのは、ゴスロリファッションに身を包んだ銀髪の少女である。
「コーヒーブレイクだ」
浮かない顔つきでそう答えたその少女こそ、この創発世界の魔王と恐れられている芸術家、ハルトシュラーである。
傍らのテーブルに置かれた、コーヒー牛乳のような液体で満たされたグラスを手に取り、魔王は嘆息する。
「どうも最近スランプでな」
「呑気に創作活動なんてしてる場合じゃありませんよ」
テーブルに近づき、彼女の注文した黄色いラベルの缶コーヒーを置いた倉刀は、原稿用紙と羽ペンが机上にあることに気付く。どうやら魔王は、今まで執筆をしていたらしい。
「この世界に人を喰う身重の鬼が侵略してきたって、巷じゃ大騒ぎになってるんですよ」
「ほう」
心ここにあらず、といった表情の魔王は、グラスの中で揺れる濁った飲料をぼんやりと見つめている。
「人づてに聞いた話なんですけども、手下に巨大な鶏と鰯と犬の怪物を従えていて、文章創作をしている者を次々嬲り殺しにしては捕食しているそうなんです」
「そうか」
「このまま放置してたら、この世界の物書きが絶滅するかもしれませんよ」
「……それは言い過ぎだろう」
それまで反応に乏しかった魔王が初めて顔の筋肉を動かし、冷ややかな微笑を浮かべた。
「やり方の違うよそ者が紛れ込んだ程度で、大げさな」
「大げさなんかじゃありませんよ。現に諸手を挙げて歓迎していった物書き連中は、全員鬼の腹の中に収まってしまったんですから」
「なら今後は近づかないことだな」
まるで他人事のように考えている主人に、倉刀は苛立つ。
「このまま放っておくつもりですか? 既に何人もの犠牲者が出てるんですよ。それに近々、子供も産み落とす」
「所詮その鬼とやらは流れ者だろう。こちらの流儀や信条を無理に押し付けても仕方あるまい」
「郷に入っては郷に従え、という言葉だってあります」
「やけに好戦的だな。お前にしては珍しい」
「正直言って……僕は許せませんよ」
それを聞いた倉刀は、苦々しい思いで胸中を吐露する。
「個人の範疇で行う創作活動に、貴賎や優劣なんて存在しません。少なくとも僕はそう信じています。なのにあの鬼は、物書きは家畜かそれ以下だと言わんばかりです」
暗闇に閉ざされた窓の向こうから、室内に稲光が飛び込んできた。やがて夜の空からは、大粒の雨が降り始める。
「ほぼ立体造形専門の癖に、随分と物書きの肩を持ちたがるじゃないか」
「僕が肩を持ちたいのは物書きでも絵描きでもなく、創作活動を行っている人間全てです」
普段なら滅多にないことだが、彼は主人の好物である缶コーヒーに手を伸ばし、許可なく飲み始めた。
「おい、それは私のだぞ」
「一本くらい下さいよ。僕のポケットマネーで買ってきたんですから」
不平そうに唇を尖らせている魔王に構わず、倉刀は甘ったるい飲料を一気に飲み干した。
主の前を横切り、窓辺に立つ。再び白い雷光が室内を貫き、一拍遅れて轟音が響いた。
この夜、この瞬間にも、どこかの誰かがあの鬼の犠牲になっているのだろう。そんな想像をする度に自分の心が沈んでいくのを、倉刀は否応なく自覚してしまう。
「せっかくの機会だ。お前も文筆活動を始めてみたらどうだ? 適性はあると思うが」

310:創る名無しに見る名無し
11/03/31 18:46:29.22 VxzmPNzZ
背後からの魔王の声に、倉刀はゆるゆると首を振った。
「僕には―」
彼の返答は、突然始まったピアノの音に遮られた。美しく、それでいてどこか物悲しい旋律が室内に流れ出す。
振り返った彼の目に入ったのは、いつの間にかピアノの椅子へと移動し、鍵盤の上に乗せた手を優雅に動かしている魔王の姿であった。
「いきなりどうしたんですか」
退屈そうに演奏を続ける主に、倉刀は尋ねた。
「鎮魂曲だ。鬼をどうこうするつもりはないが、死者の弔い程度はしてやる」
「聴いたことのないメロディですね」
「即興だからな」
もう一度、外に目を向ける。窓硝子にぶつかる雨粒は先程より大きさを増していた。本格的に降ってくる前に買い出しが終わって良かった、などと平和なことを思う。
「そういえば」
夜闇に視線を投げながら、ぽつりと倉刀が呟いた。
「例の鬼、子供の名前をもう決めてるそうですよ。小日本だったかな」
ピアノを弾きながら、魔王は淡々と返す。
「せいぜい親に似ないことを祈るんだな」
「ええ。そうします」
いつの間にか、耳に入ってくるのは雨の音だけになっていた。
「慰めは終わりだ。私は執筆に戻る。さっさと帰れ」
言われるがまま、部屋を退室しようとした倉刀だったが、テーブルの上にあった白紙の原稿用紙が目に留まり、一つ尋ねる。
「どんな話を書くんですか、これから」
「いや、もうほとんど完成している」
魔王の言葉の直後、白い升目に無数の文字が浮かび上がってきた。
「……これは」
直接手に取り、視線を走らせる。そこに記されていたのは、彼がここに来てから現在に至るまでの過程を事細かに記述した文章であった。
「これじゃあ創作というより、ドキュメンタリーですよ」
鍵盤の上でまだ手を滑らせて遊んでいた魔王は、嘆息する。
「お前にとってはな。だが私にとってはれっきとした創作活動だ」
雷光と轟音の中、魔王は倉刀を正面から見据えた。
「ここは私の心象風景。さっさとその原稿用紙の中に還ってもらおうか。お前は実在する倉刀などではない。単なる一夜限りの虚構だ」
雨音の中、彼は十数秒を要して状況を理解する。
「……なら僕は、貴方の創作活動の為だけに造られた虚像ですか」
「そうなるな。お前の人格も感情も、私の脳内で構築された物に過ぎない」
雨の音さえ止まってしまった。
「貴方に造られた僕は、永遠にこの紙切れの中に魂を閉じ込められるんですか」
魔王は斬って捨てるように一言告げた。
「お前に魂などない」
今度は倉刀が嘆息した。救いのない作品内に産み落とされた、救いのない自分。なんと哀れな存在だろう。
「ならせめて、救いのある物語にしてほしいですね」
「ある程度の要求なら呑んでやろう。そこの紙に書いてみろ」
羽ペンを握った彼は何枚か原稿をめくり、現在に辿り着いた。そして彼は物語の最初の一文を綴り始めた。

311:創る名無しに見る名無し
11/03/31 18:47:24.03 VxzmPNzZ
―彼女がこの作品を、墓まで持って行ってくれることを願う。

「ばっちゃーん! タクシー来たよー!」
 扉の外から、妹弟子の美作創の大声が飛んできた。
「よし」
いつにも増して豪奢なドレスを纏った僕の師匠、魔王ハルトシュラーは、ハイヒールを履いて立ち上がった。
「行くぞ、倉刀。そこの出産祝いを忘れるなよ」
師匠はマックスコーヒー三十本入りの段ボールを一瞥して、傍らの僕に命じた。
「出産祝いなんですから、もっと赤ん坊の役に立つような物を贈った方が……」
「何を言っている。赤ん坊に昼夜叩き起こされる新妻を気遣って、眠気のばっちり覚める飲み物をチョイスしたのだぞ。これで夜泣き対策も万全だ!」
「思いっきり自分の好みが前面に出てる気がしてならないんですけど」
「貴様……さては『この重い箱僕が運ぶのマジで嫌だな~。何とかしてタオルにできないかな~』とか考えてるんだろう!」
「まあ確かに運ぶのは嫌ですけど……」
 表から長いクラクションの音がやってきた。多分美作だろう。いくら何でもこんなに短気なタクシー運転手はいないはずだ。
「もしかしたらこうしている間にも料金メーターが動いているかもしれん、さっさと動け!」
こうして僕は、マッ缶がぎっしり入った箱を抱えながら外に出た。前庭の向こうに巡る門の脇には、一台のタクシーが停車していた。
案の定、美作は運転席に身体を押し込んでクラクションを連打している。
「二人とも遅い!」
「すまない美作。倉刀がコーヒーなんて運びたくないと駄々をこねてな」
「おいおい……」
とりあえず狼狽している運転手さんに声を掛けて、トランクを開けてもらう。そこにマッ缶を放り込む頃には、もう師匠と美作は車に乗り込んでいた。
「きびきび動け倉刀! 急がんと鬼子たちの出産の感動が薄れるぞ!」
助手席に美作がいたので、後部座席の師匠の隣に乗り込む。
「病院までお願いします!」
美作の叫びを受けて、運転手が車を出す。
日本鬼子さん一家が近所に引っ越してきたのは、つい最近のことだ。とても人当たりの良い穏やかな人たちなので、僕や美作はとても好意的に思っている。
人見知りの激しい師匠はまだ打ち解けられずにいるようだが、それも時間が経てば解決するだろう。
そして先程、臨月を迎えていた鬼子さんが女の子を出産したという電話が入ってきた。電話をくれた弟さんの話によると、母子ともに経過は良好らしい。
「運転手さん、もっとスピード出せないの!?」
そわそわしていた美作が運転手に絡んでいるのを尻目に、僕は師匠に念を押す。
「師匠、ちゃんとお祝いの言葉とか言ってあげないと駄目ですよ。いくら鬼子さんたちがいい人でも、あんまりつんけんしてると最後には嫌われますからね」
「心配せずとも、親愛の念はトランクのマックス缶にきちんと詰まってる」
呆れて物も言えなかったが、めでたい日なので小言は控えた。
街には柔らかい日差しが降り注いでおり、木々は紅葉し始めている。穏やかな秋の日だ。世界は幸福に満ちている。そんな錯覚すらしてしまいそうだった。
「緊張するな」
僕の独り言を、師匠は聞き逃さなかった。
「何がだ?」
「鬼子さん凄い美人だから、たまに何と言うか、ドキッとします」
師匠はそこで深々と溜息をつく。
「情けない……人妻に欲情するような汚らわしい男を弟子にした覚えはないぞ。あのイケメン旦那に少しお灸を据えられた方がいいのかもしれんな」
「別に欲情はしてませんけど……師匠も少しは、鬼子さんを見習った方がいいかもしれませんよ」
「魔王が平凡な人妻に教えてもらうことなど何もない」
師匠がそっぽを向いてしまったので、僕も窓の外を眺めることにする。
良き隣人。良き師匠。良き妹弟子。
彼ら彼女らと送る、幸福な毎日。
―永遠に続けばいい。
フロントガラスの向こうに、鬼子さんたちのいる病院が見えてきたのは、それからすぐのことだった。

おわり

312:創る名無しに見る名無し
11/03/31 22:37:18.26 iA5K5wU/
鬼子母神か~良いなぁ…。
いや、向こうのスレの状況は笑い事じゃ無いのかも知れないんだけど。
それもネタとして取り上げられる寛容さがあると嬉しい感じがする。

313:創る名無しに見る名無し
11/04/02 17:57:22.78 kAdh/sFW
夢見る中高年 あの私、さっき近所の河原で妖精と会話してきましたw
FAIRY TAIL  Fairies caught on my video / Cottingley Fairies Afterwards 多摩川に妖精を見た 
URLリンク(www.youtube.com)


314:創る名無しに見る名無し
11/04/02 23:04:48.58 w9gvy85h
板vs鬼子っていうか、あれは一部の馬鹿が騒いでるだけだろ
あんまり誤解を招くような書き方はするもんじゃない
これだと、普通の創発民も鬼子嫌ってたみたいだ

315:創る名無しに見る名無し
11/04/03 05:58:50.30 kBIdEtPU
実際問題、文章創作する方には結構煙たがられてると思いますが…。
既にSS書きからのレスや提案等はほぼ無視で、鬼子関連の中でさえもう完全分離状態ですし。
出産祝いシーンもある以上、異常に嫌われてる風とも見え無いからあまり気にしないで良いかと。

316:創る名無しに見る名無し
11/04/10 02:26:31.01 s1kpm9uJ
URLリンク(loda.jp)

317:創る名無しに見る名無し
11/04/10 03:09:39.77 mXI7nAnG
>>316
久々に来たと思ったらソレをチョイスするとかwwwwwwwwwwwwww

318:創る名無しに見る名無し
11/04/10 16:12:18.25 hz9rDv1E
いやだwww

319:創る名無しに見る名無し
11/04/11 13:24:35.13 XbPlt23B
よし子が完全にネウロそのものに見えるw

320: ◆GAIA///6T.
11/04/14 23:56:27.54 Sd+XFc9F
にっしょく「ちぇんじりんぐのせかいにいってみたい」

ダイヤ「やめろ」

321:創る名無しに見る名無し
11/04/15 02:40:20.79 uZWYE/V3
URLリンク(vippic.mine.nu)

322:創る名無しに見る名無し
11/04/15 02:42:06.06 JMAac4M9
なんだとw

323:A四天王
11/04/16 01:03:37.33 q0oaneS/
その学校の建築学科のクラスはアーキテクチャーの頭文字をとってAクラスと呼ばれていた。
そしてとある学年のAクラス強烈なな個性を放つ女子が4人いた。
それは佐藤球恵(さとうたまえ)、佐藤美怜(さとうみさと)、田中礼奈(たなかれな)、渡辺恵梨子(わたなべえりこ)の四人のことで約1000人ほどがいるこの学校で彼女たちのことを知らぬものは誰もいなかった。
とにかく気が強い球恵、一見クールビューティーだが惚れっぽく笑い出すと止まらない美怜、上昇志向が強く野心の塊である礼奈、そしてちゃっかりしていてしたたかな恵梨子の四人である。
彼女たちはただいるだけで目立つ存在であったが四人とも非常に目立ちがりやで入学直後から学校のあらゆる出来事に首を突っ込んでいた。
そして2つ上の先輩の女を除く大半の学生から支持を受けていて4人はずば抜けて人気があった。
4人はいずれもアイドル並の美少女だったがクールビューティーと称される美怜以外はあまり美貌を取りざたされることはあまりなく美怜より美少女ぶりが話題になる女子は何人もいたほどである。
また四天王と称されるようになったのは4人の突出した個性と人気(出しゃばり度も?)、そして4人は女子寮に暮らしているせいか大変仲が良く学校の内外で4人で行動することが多かったからだ。
そして4人の夢はいつか大きい建物をつくることであった。それも設計でなく工事のほうである。工事現場に憧れる女なんて既に標準的な女からずれていたのだが4人は何も言わせなかった。
何か事件が起きると彼女たちが現れ彼女たちの行く先に事件が起こった。そしてその度に彼女たちの人気と知名度は上昇していった。
普通の人間の非日常は彼女たちにとって日常茶飯事で本能のままに生きて好きなことをしてまさにやりたい放題だった(さすがにテスト前には沈静化するが)。
そんな彼女たちに人生の危機、いや学校始まって以来の惨事が起きることは誰も予想できなかった。あの人たちを除いては。

324:創る名無しに見る名無し
11/04/16 06:07:09.77 q0oaneS/
顔面偏差値
美怜>>>>礼奈≧球恵=恵梨子(全員アイドル並の美少女だが性格が災いして美怜以外はあまり顔を誉められない)
身長
礼奈(165)>美怜(164)>>>恵梨子(159)>球恵(158)
体重
美怜>>礼奈>>球恵>恵梨子(基本的に身長に比例しているが若干違う)
顔の大きさ
美怜=礼奈>>球恵>>>>>恵梨子(基本的に身長に比例しているが恵梨子は小顔)
足の長さの比率
恵梨子≧美怜>>球恵>>>>>>礼奈(礼奈は胴長で恵梨子とさほど足の長さが変わらない)
胸の大きさ
美怜>>>球恵≧礼奈>>>>恵梨子(恵梨子は貧乳)
足の太さ
球恵>>美怜≧礼奈>>>恵梨子(球恵は足が太い)
尻の大きさ
美怜=礼奈>>球恵>>>>>恵梨子(サイズ的には美怜と礼奈は同じだが肉厚は美怜があり純粋な骨盤の大きさは礼奈がある)
スタイル総合
美怜≧恵梨子>>礼奈>>>球恵(やはり足の太さが・・・)

気の強さ
球恵>>>礼奈>美怜>>>>>>恵梨子(3人に隠れているだけで恵梨子もかなり気が強いが)
成績
恵梨子≧美怜>>>>礼奈>>>>>球恵(礼奈は辛うじて平均越えだが球恵はそれ以下)上昇志向
礼奈>>>>>>恵梨子>球恵>>美怜(玉の輿に乗るという意味ではありません)
頭の回転
恵梨子>>>>美怜≧礼奈>>>>>球恵(恵梨子いわく球恵は単細胞)

運動神経
礼奈≧球恵≧恵梨子>>>>美怜(美怜で男子の平均を遥かに越えていてあとの三人は別格)
腕力
礼奈≧球恵>>>恵梨子≧美怜(美怜で男子の上位1割以内)
スタミナ
恵梨子≧球恵>>礼奈>>>>美怜(恵梨子と球恵は18号レベルのスタミナとの説あり)
歌唱力
恵梨子>>>礼奈≧美怜=球恵(恵梨子はポイントをおさえている)
器用さ
恵梨子>>>>>美怜=球恵>>>礼奈(礼奈は私は普通の女の子じゃないと主張しているが他の三人も普通の女の子から逸脱しまくっている)
料理
美怜>>>>>>>>>恵梨子≧球恵>>>礼奈(美怜が料理上手なのは親が共働きだから)
片付け
恵梨子≧球恵>>>>美怜>>>>>礼奈(礼奈の家事関係の能力が低いのは家庭的な姉の麻依がいるから)

325:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 04:03:42.68 mxTjntdX
アンパンマンでつくったけどいい?

326:創る名無しに見る名無し
11/04/17 07:17:04.26 tm4LV2L0
いいよ

327:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 11:42:41.86 mxTjntdX
「く…っ」

森の中で、アンパンマンは酷い姿になっていた。

「どうだ、これが俺様の力だ~!」

アンパンマン工場の小麦だって無限大ではない。
バイキンマンはそこを付いて、小麦が少ない時期に集中攻撃し、
顔が作れなくした。その結果このざまだ。

「僕はまだ…負けません!」

“アンパンチ"の声が出ず放たれた拳は、ほぼ無意味なものだった。

「はーはっはっは!俺様に勝てると思うなあ!」

「…る」

有頂天になったバイキンマンに、微かに聞こえる声量で、アンパンマンが喋りかける。

「………何があるんですか」

「は?」

「僕を倒した先になにがあるんですか」

一瞬アンパンマンがドキッとしたのを見て、
一気に語りかける。

「……君は、どうせ僕を殺せないでしょう。僕をどうしたって君はこのアンパンマンワールドを乗っ取れません。
今まで街の皆をいじめ続けてきたのに今更誰か従いますか?

ドキンちゃんも、食パンマンと引っ付くでしょう。彼も、彼女を心では愛していましたから。
ホラーマンは、………使えません。ハッキリ言って彼は役立たずです。」


アンパンマンが喋り終わると、バイキンマンは考える仕草をし、アンパンマンに話しかけた。

「じゃあ聞くが、お前ならどうするんだ?」

アンパンマンは口端をあげ言った。

「簡単です。………僕を利用すればいいじゃないですか」

アンパンマンの恐ろしい計画が、
始まりを告げた瞬間だった。

続く
長いから分けるね(・ω・)

328:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 12:21:39.81 mxTjntdX
「食パンマン…」

ポツリと呟いたのは、メロンパンナだった。彼女も、食パンマンに恋していた。
美しいのはは罪と、よく言ったものだ。

その下。
「アンパンマンは帰って来るの遅いねえ。なにかあったんだろうか」

「はい…心配ですね、パトロールに行きますか?」

一階ではそんな会話が繰り広げられていた。
そこに
「アンパンマンなら大丈夫よ。クレヨンの国に呼ばれて泊まりにいったから。」

ジャムおじさんと食パンマンの会話に入ってきたのはバタコだった。

「そうかい、なら大丈夫だね。食パンマンもううちに泊まりなさい。」

「はい、ありがとうございます!」

バタコも、またニヤリと笑うのだった。
まだ誰も知らない秘密の、計画に。

食パンマンは、そんなことも知らずに一人ドキンちゃんのことを考えていた。
許される恋では無いと自覚してるが、食パンマン様、と言いながら駆け寄って来るドキンちゃんが愛しかった。

会いたい。

「すみません…ちょっと出かけてきます。」

「…!だ、ダメよ、もう遅いから…」

「大丈夫です、心配しないで下さい。」

バタコは作戦が崩れることを心配したが、
ここで引き止めたら怪しいし、第一そんなことで崩れるやわな作戦では無いので
「そう…行ってらっしゃい」
と送り出した。

食パンマンは時間が遅いのもあって、猛スピードで飛んで行った。
思い立ったらすぐ行動。

329:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 12:48:56.00 mxTjntdX
「ドキンちゃん、居ますかー?」

そう家の外から叫ぶと、右目の窓が開きドキンちゃんが顔を出した。

「食パンマン様!!」

可愛く頬をほてらせて、笑みを浮かべた。

「どうしたんですか?」

「ん、ちょっと遊びに行きませんか?」

「い、いきます!!良いんですか!?」

「はい、何処か行きましょう。」

ドキンちゃんはこれ以上無い笑顔で、
「待ってください、私のあの飛行機取ってきます!!!」

「そんなのいいですよ、どうぞ」
そう言って両手を広げる。
「は…っ。
あ、いや、良いです!私重いですから!」

食パンマンも自分は何を言っているのか、どれだけ恥ずかしい事をしてるのか気付いたが、後には引けず
「大丈夫ですから。」

と言いながらヒョイとお姫様抱っこをした。

「キャ…ッ!」
と小さく悲鳴をあげたものの、すぐ寄り添うように抱かれた。

「何処に行きますか?」

「えと……、じゃあ、湖に行きたいです。」

「分かりました」

そう言うや否やビュンとスピードをあげて上昇した。

そして静かに、ドキンちゃんの頬に唇を当てたのだった。
(擬人化して想像しよう>∀・)



辞めていいぽ?

330:創る名無しに見る名無し
11/04/17 15:46:54.78 Bh2CFTrx
>>329
続けて!

331:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 17:18:02.16 mxTjntdX
「り…利用する?」

バイキンマンは、不思議そうな顔をしていた。

「そうです。僕を利用するんです。このアンパンマンワールドには僕の他にカレーパンマンと食パンマンしかいない。
僕を人質にしたり脅しに使ったりして、
「だけどお前の仲間が助けに来るだろう」

バイキンマンが話を遮り、いかにも盲点を付いてやった、という顔でバイキンマンはアンパンマンをみる。

「………僕は、君を殴る度に心が痛んでました。」

「え…?」

「君が1番喜ぶのは、僕を倒し、世界征服をすることだと思ったんです。ならその手助けをしようと、僕は心に誓いました。」

「それはありがたいな」

まるで無理といった感じで、ふ、と鼻で笑った。

「…前僕に夢があると話してくれた人がいました。………バタコさんです。自分はいつか、バイキンマンと結婚したいと。
そこで協力を持ち掛けたんです。」

「…」

「心よく承諾してくれました。あの二人は自分が手を打っておくから、と。」

「…」
バイキンマンは無表情で、弱ったアンパンマンをピンクの拳で殴った。

薄れる意識の中、アンパンマンはバイキンマンは騙され易いと再認識していた。

“今の話しは全部嘘"なのに、と。


332:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 17:19:08.71 mxTjntdX
誰も見てない気がするです…

333:創る名無しに見る名無し
11/04/17 17:22:01.15 0eaDiYRx
ここの人は大概最後まで行かないと感想の類はないよ

334:創る名無しに見る名無し
11/04/17 17:31:31.97 KYXgcEPj
見てる見てる
これくらいレスがつくって事はだいたい10~20人見てる

335:創る名無しに見る名無し
11/04/17 17:36:06.89 MjHmRgIi
感想なしなんて創発ではよくある事

336:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 17:46:01.77 mxTjntdX
わかりました^^がんばります!


その頃、ドキンちゃんは一人だった。食パンマンが、家からなにか食べ物とってくるといって、飛んで行ってしまったのだ。
「まだかしら、食パンマン様。」

帰りを待つドキンちゃんを、見ている者がいた。

ジャムおじさんだ。

しばらくして、ゆっくりと近づいてくるジャムおじさんにドキンちゃんも気がついた。

「なによ、いまはまだ何もしてないわよ!?」

いつも通りの口調で、つっけんどんな態度を取る。

「口が悪いねえ」

「だったらなんなのよ」

「そういう風にしてられるのも…」

ドキンちゃんをどついて、たおす
「…!?」

「今のうちだよお!!!!!」

そう言って、倒れているドキンちゃんのお腹をグーで力いっぱい叩いた。

「うッ!!!?」

ドキンちゃんは気絶してしまった。
それをヒョイと担ぎ、ここまできたアンパンマン号に乗せ、工場に向け発進させた。
ブロロロロロ…


「なにあれ…」
ドキンちゃんが食パンマンと湖に来てから、今の今まで監視していたバタコは、呆気に取られていた。
ジャムおじさんが、ドキンちゃんを拉致。
予想だにしない展開に、バタコは少し焦っていた。

「作戦変更ね、うふふ…」
バタコの頭では、恐ろしい第二計画が練り上げられていた。

337:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 18:02:29.78 mxTjntdX

「ちょっといーい?」

そう言いながら、クリームパンナがメロンパンナの部屋に入ってきた。
「どうしたの?」

クリームパンナは俯いて、一枚の手紙を差し出した。
「よんでいいの?」

と聞くと、コクッと首を縦に振った。
丁寧に開いていくと、そこには告白の文字が並んでいた。

「これ…」

クリームパンナのほうを見ると、顔を真っ赤にしていた。
「わたし………」
「い、良いんだよ、返事なんて!メロンパンナちゃんが食パンマンを好きだって知ってるから…。」

メロンパンナはビックリしていた。まさか、クリームパンナにまで悟られてるとは思いもしなかった。
「違うもん。」

「え?」

「確かに食パンマンは好きだけど、かっこいいなって見とれてただけよ。私が恋してるのは…」

そこまで言って言葉を止めた。そして、クリームパンナに抱き着いた。
「うわわ、メロンパンナちゃん…?」

少しビックリしたものの、徐々に、強く抱きしめ返した。

頭の中で、クリームが沸騰してる気がした。

338:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 18:24:55.88 mxTjntdX

「ん…」

ドキンちゃんが目を覚ますと、薄暗い天井があった。
『そうだ、私ジャムおじさんに…』

ここは何処、とか、なんで私が、とかいろいろ思っていると、小さいドアが開き、ジャムおじさんが入ってきた。

「やあおはよう。よく眠れたかい?」

こいつの発する音のすべて煩わしい。
あえて黙っていると、バチンとほっぺをひっぱたかれた。
口から血がでてる。
「…何すんのよ。」

「今日から君はわたしの奴隷だよ。言葉遣いに気をつけてね」

「は…ここはどこなの!?何が奴隷よ!ふざけないでよ!」

「ここはわたししか知らない場所さ。
…また夜くるからね」

そう告げると、ジャムおじさんは扉からでていき、鍵を閉める音がした。

「なんなの…」

ドキンちゃんは、物凄く怖がりなのだ。あんな気味の悪い笑みを見せられたら、怖くならずには居られない。

もういや…。食パンマン様、助けに来て…!
涙を流し呻いていると、遠くから食パンマンの声がした。

「し…食パンマン様!!!私はここに居ます!!助けてください!!!」



339:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 18:40:27.69 mxTjntdX

食パンマンが間食を取りに行き、戻るとそこにはドキンちゃんではなくバタコがいた。
「こんにちはバタコさん、どうしてここに?」

「…」

バタコは答えようとしなかった。
「お願いします教えてください…」

「私、見ちゃったの。」

「何をですか?」

「んふふ、聞きたい?」

焦らすバタコにいらつきながらも、頭をさげると、
「ジャムおじさんが、ドキンちゃんを拉致したの!」

え…!?

「なんで止め無かったんですか!?」

バタコは、『何処に連れていったか』と聞かれると思っていたので、
「なんかいい気味と思って…」
と、つい本音を出してしまった。

その瞬間に、食パンチが顔面にCLEANHitした。

「あなたがそんな人だなんて思いませんでした」

そう言い放ち、倒れたバタコを背負い、ドキンちゃんを探しに行く。
もし彼女の身になにかあったら…!

愛しい人の名前を叫びながら歩き回ること10分。





彼女の声で、返事が帰ってきた。

340:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/17 18:46:21.90 mxTjntdX

「ドキンちゃん!」

「食パンマン様!!!」

よかった、助かった…。
二人は強く抱き合い、そのままベッドに倒れ、男女の絡み合いをはじめた。

疲れたので続きは明日にします、ごめんなさいなのです><

341:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/18 23:36:23.24 lYMN8z4N
座って軋む音を楽しみながら数分いちゃこら絡み合った頃。
満足したのか食パンマンが
「行きましょうか」
と立ち上がった。
ドキンちゃんはまだ喋ってたい、と思ったが、
「はい!食パンマン様!」
とげんきよく立ち上がった。

倒れていたバタコは、ベッドに横にしておいた。
ドキンちゃんではなく、バタコがいたらジャムおじさんは一体どんな顔をするのか見てみたいものだ。

342:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/19 19:03:34.71 +fJVc0te
「う…」

アンパンマンが起きると、バイキンマンがいた。
寒くて小さい毛布。
寝返りしたら落ちそうなベッド。
不満な顔をしながらアンパンマンはバイキンマンに挨拶した。
「おはようございます」

「よく寝れたか?」

「はい」

元敵に塩を送ったバイキンマンは心底馬鹿だと思った。
やはり、騙されやすい。こいつならうまく騙せそうだと確信し、眠りにつく。


夢をみたが、どうにも怖く飛び起きた。

バイキンマンが自分を殺し、ドキンちゃんとバタコにあんを押し出される夢。

何かの暗示かと思い考えたが、思い付かなかった。

343:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/20 19:40:46.68 yk39jRm4

「そんなことが…」

「うん、だから逃げてください。ジャムおじさんに襲われるかもしれないです」

食パンマンは、メロンパンナに事情を話し、すぐにげるよう促していた。

「食パンマンとドキンちゃんは?だいじょぶなの?」

自分が護るから大丈夫、というふうに食パンマンはニコリと笑った。
そしてこう言った。






「僕はアンパンマンを探します。」


344:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/22 19:41:55.12 ik0hMdfb
響く音。

憎い奴の助けを求める声。

冷たい床。

血まみれで腐れかけの鉄パイプ。

「頼むから助けてくれ!俺様だって守ってくれ!」


……………がん!


「さようなら、バイキンマン。」


じりじり…

「今日から僕がアンパンマンワールドの統治者です」

じりじり

じり。

345:創る名無しに見る名無し
11/04/24 15:48:44.33 jzlsOrMG
テレビでは毎日のように今年最高気温だとやらを更新したと叫んでいる。一体記録は何回塗り替えられるというのだろうか。
ボクはテレビを消して、立ち上がり窓に近づく。
夏は嫌いだ。
暑いし、セミがうるさいし、日焼けするし。
だけどこの夏の空を見るたびに湧き出す感情はなんだろうか。
いや、ボク自身はこれが何かを知っている。とても子どものような淡い期待。
遠くを飛行機が通り、一本の白い雲が出来ていく。
ボクは何に特別な思い出があるわけではない。そういったものがあればまた違う感情が出てくるのだろうけど。
今年も毎年と同じような夏が来る。
夏休みに入り、宿題をそっちのけで適当に友人と遊び、終わる夏が。
わかっているのに毎年この季節になると何かを期待してしまう。
一体いつまでこんな感情が残るのだろうか。大人になればきっとこんな感情もなくなるだろう。
いや。ボクは空を見上げ思い出す。
子どもの頃見た夏の空はもっと青く、雲は白く、世界は輝いていた気がする。
夏への憧れは既に消失しはじめているのだ。きっとこのまま大人になれば空を見上げることもなくなるだろう。
もしかしたらボクはその変動期に立っているのではないだろうか。
何かを期待し、待つだけでは何も起きない。ならボクから行動しなきゃいけないんだ。
ボクは帽子を被ると、自転車に跨った。自然と足は自転車をこぎ始める。向かう場所は決まっている。
熱気を纏う空気を切り裂いて進む。小学生以来じゃないだろうか。自転車に乗って向かうのは。
炎天下の中、二時間自転車をこいで着いたのは海だった。
海といっても海水浴客がいるわけではない。なにせここは僻地の海辺。あるのは古びた家並みと海と森くらい。
そこからもう少し海沿いに行くと地元の人しか来ないような小さな砂浜がある。
昔は友人と自転車をこいで来たものだ。今よりももっと時間を掛けて。
帰るときは遊びつかれてさらに時間がかかっていたな。
自転車を適当な場所に止めて、砂浜に下りる。
白い砂浜には朽ちた木などは落ちていても、ゴミは落ちていない。海はどこよりも青く、水平線の果てで空と混じることがない。
思いつきで出てきてしまったので最低限の物しか持っていない。
「……これじゃあ何しに来たのだかわからないなぁ」
ボクは再び自転車に跨り、こぎ始める。少し道を戻り、海沿いに店を構えている駄菓子屋に向かう。
昭和をそのまま持ってきたかのようなその店は昔と変わらず、おばあさんが店番をしていた。
ボクは硬貨と引き換えにビンのラムネを買い、店先の長椅子に座る。
いつからだろうか。友人と海に来なくなったのは。もうずいぶん前のような気がする。
長時間も自転車をこいで泳ぎに行くよりか市民プールで済ませたほうがいいとか思い始めたころだろう。
さらに経つと別に泳ぎに行く必要なんてないと感じ始めた。
実際今だって友人を誘って、ここで泳ぐなんて気は起きない。それに誘ったって来ることはない。
それでいいのだと思う。人はいつまでも夢を見て、生きていくことは出来ない。
ある日、もしくは徐々に。現実を見据えて生き始める。多分そのときに大人になれるのだろう。
ボクも来年にはこんなこと思わないかもしれない。夏なんてただ暑いだけだと思うかもしれない。
でもその前にここに来れたのは幸福なのではないだろうか。
遠くから子どもたちの声が聞こえる。声は段々と近づいてきて、店の前で自転車が止まった。
先頭の少年が走りこむように店の中へ入っていく。それを追うように何人かが入っていった。
男女混合の六人組みのようだ。膨れたカバンから察するに泳ぎに来たのだろう。
思い思いの飲み物を買って、喋りながら飲んでいる。
まるで昔の自分たちを見ている気分になった。こんなに人は多くなかったけど。
その中の一人の少女と目が合う。一瞬、まるで自分を見たかのような錯覚に陥る。
いや、そうだ。ボクの時もいたのだ。この駄菓子屋の長椅子に座る人を。
そしてボクは声を掛けたのだ。あの時、ここにいた人の顔を見て。
「あの……どうかしましたか?」
少女があの時のボクと同じように声をかける。ボクはあの時の人と同じように答える。
「羨ましく思えただけだよ」
「なんで……ですか?」
「楽しそうだからね」
立ち去る彼女たちを手を振って見送る。
あの時の人もボクと同じ思いをしていたのだろうか。
純粋に夏を楽しんでいる子どもたちが羨ましい。そんな感情を。
そして同じようにまた子どもの頃の果て無き青い空が見れることを期待していたのだろうか。
ボクは夏の風にはためくワンピースを抑えながら、自転車に跨って帰ることにした

『夏の風 蝉の歌』

346:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/24 22:02:47.56 tEnY2zUP

『アンパンマンワールドは、今日から僕のものです。従わなければ殺します。心得るように!!!!!!』


突如告げられた、衝撃の事実。
みんながどよめいたが、一人冷静なのが居た。

「そういうことでしたか」

食パンマンが、考え事のようにポツリと呟く。

「え…どういうことなんですか!?」

それに責め立てるかのようにドキンちゃんは問う。

「うん…、
多分アンパンマンは、バイキンマンを殺して、トップに立とうとしてるんですよ…
何のためかはわかりませんが。」

「そんな…バイキンマン………」

この時。
二人の運命は既に決められていたのかもしれない………

アンパンマンに…
アンパンマンの仲間、バタコによって。

347:創る名無しに見る名無し
11/04/25 20:55:20.77 2diUWM35
『 』

ぼんやりと意識が覚醒する。
眩しい蛍光灯を眺め、無意識に流れていた涙の跡を擦る。
奇妙な夢を見たという感覚だけが残っていた。
だが、細部を思い出そうとするたびに、掌からこぼれ落ちる砂のように、記憶から消えていく。
「……所詮、夢だ」
無機質な部屋の中で一人呟く。
人が生きていく上で大切なのは現実だけ。
何度も味わった後悔を二度と味わいたくはなかった。
心の奥底から響く虚無感を肺に溜った空気と共に吐き出す。
深く、深く、吸い込み、吐き出す。
「……よし」
起き上がる。
俺は大丈夫。
もう惑わない。
何も考えない。
苦しみから逃れた代わりに、得られたものはなんだったのか。
あるいは、俺が失ったものはなんだったのか。
甘い疼痛と共に、全て忘れてしまえれば―

突然動きが止まる。

瞳孔が大きく開き、心拍が驚くほどゆっくりとなる。
例えば良く似た景色を見て過去の記憶を見たり、懐かしい空気を感じた時に感じるような感覚に似ている。
思い出した。思い出してしまった。
先程の夢の内容を。

『逃げるな』

それは俺に向けての断罪の言葉だった。
そして―背後に何者かの存在を感じた。

348:創る名無しに見る名無し
11/04/26 01:27:08.75 m9rrEcDJ
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    | ヽ、_! .|    △  ノ| .|
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   _,ノ ::::| 〃 ̄ ̄|~)―(´| ̄ヽ|
 「 ...:::::::::::ヽ、___」''─┘|!__/
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   ∠__::::{__ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄\
     /____\\ }. \ ヽ
   / ̄|        | | /  / _,ノ
    ̄` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



349:創る名無しに見る名無し
11/04/26 09:47:28.52 X/50f4MN
人いますか?

350:創る名無しに見る名無し
11/04/26 13:23:02.43 X1V6WdoS
いません

351:さっちゃん ◆tQHdQTw5jw
11/04/28 00:48:59.88 DkWL7jBi

辞めたいぽ(´・ω・`)
つかれたぽ(´・ω・`)
こんな駄作だれも…
だれも…(´・ω・`)

352:創る名無しに見る名無し
11/04/28 02:33:57.33 9AlxDfNM
夢が醒めた

353: ◆HR5yxrVRX2
11/04/28 22:44:51.78 2Hx7SMiB
幼年時代の記憶が所々欠落している。同じような事が起こりすぎて、脳が塗り替える手間を拒否していたのかもしれない。

寮の寝台で、黒く干涸びた何本もの腕に体を掴まれる。
「虫に全身を喰われて、痛くて仕方がないから焼いて欲しい」
何故自分だけが生き延びようとしてしまったんだろう。
現に今だって、何処へ向かおうとしているのかさえ定かではないのに。

一年ほど度々同じ夢を見て、ようやく家の様子を見に行く決心がついた。隣の州の外れにある、今は住む者なく荒れ果てているだろう場所。
市電を乗り継ぎ二時間。

「役所管轄区域につき立入禁止」の立看板。
何もなかった。瓦礫さえ撤去され、ただ雑草がそれぞれ好き勝手な方向へ伸びていた。
それでやっと我に帰る。
素人が死体処理をするのは犯罪に当たるんだっけ。
弟をあの汚い家のバスタブから引き上げたのは、見知らぬ作業員だったのだろう。
「働き口と住む場所を見つけてすぐ戻るよ、そこで一緒に住めばいい」
自分の言葉が反響する。

母が貯蔵庫に残していった僅かな食料は二日で費えてしまった。
弟は生まれつきの虚弱体質、僕と姉には既に窃盗などの前科があった。戸籍など後で取ってつけられたに等しく、誕生日も推定でしかなかった。
結果は目に見えていた。
それでも救済を求めれば、良かったのかもしれない。

体の全ての機能が萎縮していくようだった。
繰り返す疑問と思考は次第に簡略化されていく。

ある時、姉が思い立ったように「何とか稼ぎ口を探してくる」と言い残し、一週間ほど経って戻ってきた。
それが最後の対面になった。
当時16歳、裏社会的な内容であるのは分かっていた。
就職祝い金を貰ったからと、僕に差し出す。札束は10枚だったが、あの境遇にしてみれば大金に見えた。
「私は寮に住む事になったし、部外者との面会は許されないみたいだから」これを最後に見捨てる事になる、そう言いながら俯いて泣いていた。
自身に流れる血と体を蔑みながら。

しかし結果的に姉は弟より凄惨な死を遂げていた。
「祝い金」は彼女の命の代償だった。
立看板に書かれた役所の窓口に問い合わせ、煩雑な段取りを済ませて、やっと掴んだ事実。
その時、自分の中にも何もなかった。存在する余地を与えなかったから。

今でも夢が消え去る事はない。
それは夢ではないから、どれほど悔やんでも、助ける事はもう出来ない。

354:創る名無しに見る名無し
11/04/29 23:36:46.58 zg1A0NhW
午前5時。
天井を見つめる二つの眼。
カーテンは白い光を帯び、一日が始まろうとしていた。
薄く汗ばんだ額に掌を置き、夢の内容を赤羽夏希は反芻していた。
黒と紅の世界。
吹き荒れる炎と煙。
咳き込む隙もなく疲労しきった体を酷使し剣を振るう。
たった一つの概念のために彼は、いや、俺は戦っていた。

おもいっきり捻った水道で顔を洗うが、頬の熱りはとれない。
鏡にはやつれた顔の男が映る。
夢に囚われ過ぎだとは分かっている。
体調は日に日に悪くなる。
原因は精神的なモノだと言われた。
力の入らない掌を握りしめた。



355:創る名無しに見る名無し
11/04/29 23:38:50.06 zg1A0NhW
粘土を握ったように、感覚は歪だった。

356: ◆GAIA///6T.
11/05/01 01:06:28.31 DFoZWToK
にっしょく「わたしがチェンジリングのせかいにいったらどんなのうりょくになるとおもいますか」

ダイヤ「またその話かい」

357:創る名無しに見る名無し
11/05/01 02:50:20.40 EqePgVMw
似たような能力を持ってるキャラはいるけど

358:創る名無しに見る名無し
11/05/02 19:32:23.21 DKTQnQs6
>>351
もともと訪れる人が少ない板であるし
しかもこのスレは最終処分場みたいなところなんだから
誰も見てないからって落ち込むことはない




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