10/12/24 23:58:26 D+QFpD1i0
He2IO54L0がやろうとしてるのは
「株価1/a[i](あるいは1/g(t))を固定し、
買うタイミングを動かした時の期待値およびリスク」の計算。
しかしあくまでa[i]は固定されているので、
ドルコストのリスク評価がうまくいかない。
連続で買い続ければ固定されたa[i]に対して、ドルコストの結果はつねに一定になる。
分散は0なのだから、最も低リスクということになるが、それはa[i]の変動を無視しているから。
普通、期待値やリスクを考えるときは、a[i]を確率的に動かす。
つまり「株価a[i]と買うタイミングを動かしたときの期待値およびリスク」をみる。
「高値掴みさえしなければ利確のチャンスがある」と軽々しく言うが
ドルコストだろうと、一括だろうと、
儲けのチャンスがあるかどうかは
a[i]がどういう変動をするかで(つまりどういう確率過程にしたがうか)で決まっている。
ランダムウォークだったら、絶対に利益なんて出せないし(少なくとも期待値は0)
だからa[i]の分布をどう仮定するかが重要になる。
それを決めないで有利不利も議論できない。