10/10/25 21:49:26 uMTJ/Pmc0
>>178の続き
めたるまん：
今までに、志を立てたとか、そういうことはなかったですか？
切込隊長：
自分がこれをしたいと思って、やって成功したことって1回もないんですよ。要は、流れを作る仕事に取り組んでみると、ほんとにだめで。
むしろ、業界の流れを作れる実績あるゲームクリエイターたちが、これをやりたい、ってなったときに、こうやったらできます、と。
私はこういう役に立ちます、と。だから一緒にやりましょう、とサポートの仕事を選びます。
しかし、利益は得られますが手柄はその人に差し上げることになるし、どこまでも縁の下ですから、
いつまでも自分が何をやっているのかわからない、みたいな状態になります。
皆さん、私が何を生業にしているのかわからない、とおっしゃる理由もそこです。
めたるまん：
なるほど。
切込隊長：
ただいちばん充実するし、儲かるし、社員も生き生き働ける。とにかく私は、段取りが得意なんです。
便利使いされることも多いですけど、そんな扱いでも問題ないと私は思っています。
結構無茶な敗戦処理も多いですが、流れを作れる人は貴重です。
そういう人たちのために、どうしたら無駄なく問題が処理できるかとか、
事業立ち上げみたいなエネルギーが必要なことを手早く処理するのがうまくなりました。
めたるまん：
常に俯瞰というか、傍観というか、全体を見て何が問題かを見極めてしまう。
切込隊長：
そうですね。本当に優先順位なんですよ、すべては。
何を重要視するかっていうことなので。そこの見極めというか目利きができないといつまでたっても同じ問題を繰り返します。
私が重視するのは、その問題について何がいちばん最初に解決しなきゃいけないのかの優先順位を決めてあげて、
その優先順位で馬車馬のように突き進むっていうか処理していくと、翌得なく働けば働くほど、簡単に整理されます。
流れに乗る仕事の仕方の極意だと思ってます。
＜終わり＞