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粉ミルクからセシウム 明治ステップ 40万缶無償交換へ
食品大手の明治(東京)が製造、販売する粉ミルク「明治ステップ」から、
最大で1キログラム当たり30・8ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが6日、
同社の調査で分かった。詳しい混入経緯は不明だが、
同社は東京電力福島第1原発事故に伴うものとみている。
厚生労働省によると、原発事故後に粉ミルクからセシウムが検出されたのは初めて。
明治は約40万缶を対象に、無償交換する方針。
国が定める粉ミルクの暫定基準値(1キログラム当たり200ベクレル)は下回っている。
乳児は大人より放射性物質の影響を受けやすいとの指摘があり、厚労省は近く新たに
「乳児用食品」の基準値を設定する方針を決めている。
明治によると、セシウムが検出されたのは賞味期限が2012年10月4日、同21日、
同22日、同24日の製品。日付は缶の底に記されている。
明治は国内の粉ミルク販売シェア約4割の最大手。
[ 2011年12月6日 13:58 ]
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