11/09/13 22:36:02.71 0
台風による高潮、東京湾で最大3・3mにも
台風による高潮で、潮位が東京湾で最大3・3メートル、伊勢湾で同5・6メートル上昇する
可能性があることが、防災科学技術研究所の分析でわかった。
東京湾の場合、現在の防災基準を上回る高さ。地球温暖化が進むと、さらに約1メートル
潮位が高くなると予想しており、同研究所は「温暖化を見据え、高潮対策が必要」としている。
高潮は、台風により潮位が高くなる現象で、陸上も浸水する恐れもある。同研究所によると、
これまで東京湾では「東京湾台風」(1917年)の2・3メートル、伊勢湾は「伊勢湾台風」
(59年)の3・5メートルが観測史上最大の潮位だった。
同研究所は最新モデルを使い、二つの台風の通過コースを変えて起こりうる最大級の高潮を
計算。東京湾で3・3メートルに達し、現在の高潮対策のもとになる防災基準(2~3メートル)を
上回った。「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が予測する2099年の気候では、海水
温の上昇効果も加わり、東京湾で4・1メートル、伊勢湾でも現在の防災基準(5~6メートル)を
上回る6・9メートルとなった。
(2011年9月13日20時47分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)