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火力発電8基故障…原発補う連続運転で
全国の火力発電所で、故障による停止が相次いでいる。
18日は四国電力で、坂出火力発電所1号機(香川県坂出市)のボイラー設備に異常が
見つかり、停止した。7月は3か所、8月は18日までに5か所の火力発電所が停止している。
火力発電所の「停止ラッシュ」は、原子力発電所の相次ぐ停止を補うため、電力各社が火力
発電の運転時間を延ばしていることが主因だ。火力発電の相次ぐトラブルは電力供給の
新たな不安材料となっている。
18日現在、故障で停止中の火力発電所は全国で5か所、合計出力は約240万キロ・
ワットで、原発約2・4基分に相当する。
原発はいったん運転に入ると昼夜を問わず一定の出力が続く仕組みだが、火力発電は
比較的、運転と停止の切り替えがしやすい。このため、電力需要のピーク時に原発の
不足分を補うよう主に昼間動かし、夜間や週末は休ませる使い方が多い。
(2011年8月19日01時42分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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