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支給滞る義援金 市町村に届いた950億円、配られず
2011年8月14日3時1分
東日本大震災の被災者に義援金が届いていない。朝日新聞が岩手、宮城、福島の
3県の沿岸36市町村に取材したところ、計950億円が配られていないことが分かった。
特に各市町村に直接届いた義援金は3分の2が滞留し、11市町ではまだ被災者に
渡っていなかった。
死者・行方不明者が出た3県の沿岸部の計36市町村に寄せられた義援金の総額は、
各県の最新のまとめや各市町村への取材によると2367億5千万円(7月27日~
8月12日現在)。このうち被災者に支給できたのは60%の1417億円で、950億円が
滞っていた。
義援金は、(1)日本赤十字社などの団体に集まり、都道府県を経由して配分されるもの
(2)都道府県に直接寄せられたもの(3)市町村に直接寄せられたもの―の3種類がある。
特に支給率が低いのは、市町村が支給要件などを独自に決める(3)の義援金だ。
URLリンク(www.asahi.com)
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