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警察庁、報復テロ警戒強める ビンラディン容疑者殺害
国際テロ組織アルカイダの指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害が伝えら
れた２日、警察庁は報復を狙ったテロの危険が高まることも視野に警戒態勢を
強化した。一方、2001年９月11日の米同時テロ事件の日本人被害者の遺族は
「家族が帰ってくるわけではない」と癒えない悲しみの中でニュースを冷静に
受け止めた。
ビンラディン容疑者を殺害したとのオバマ米大統領の声明を受けて、警察庁は
警備局長をトップとする警備対策室を設置。米国大使館や官邸など重要施設の
警備強化や情報収集を全国の警察本部に指示した。
警察庁担当者は「アルカイダから日本も米国の同盟国として認識されており、
報復テロの恐れも否定できない」と気を引き締めた。日経新聞
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