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◆北海道文化放送に賠償命令=犯人視報道で名誉毀損-札幌地裁
札幌市のラーメン店経営会社社長の男性が詐欺容疑で逮捕された際、
報道で犯人視され名誉を傷つけられたとして、同社と男性が
北海道文化放送(UHB)に計2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
札幌地裁(石橋俊一裁判長)は25日、UHBに80万円の支払いを命じた。
石橋裁判長は「報道では『詐欺』との断定的な表現を使っており、
逮捕の事実にとどまらず、『悪質・巧妙な詐欺をした』と印象付けるもので、
男性の社会的評価を低下させた」と指摘した。
男性側は「事件と関係がないラーメン店の名前を出し、信用を失わせた」と主張。
UHB側は「社会的立場を明らかにすることは社会の要請に応えるもので、
男性を犯人と断定するものでもなかった」と反論していた。
判決によると、男性は別に経営する建設会社で雇用保険を詐取したとして
2008年10月に道警に逮捕され、その後、不起訴処分となった。
UHBは逮捕の2日後、夕方のニュース番組の中で、
「人気ラーメン店を経営 裏の顔で『詐欺』」などのテロップとともに事件を報道した。
時事通信 2011年2月25日
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