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甲府市教委:被害報告書、不明に 当時の担任提出
部活動の教え子の女子生徒にストーカーまがいの行為を繰り返した
甲府市立中学の50代男性教諭に対し口頭注意にとどまっていた問題で、
市教委による注意前に担任が生徒の被害内容をまとめた報告書を
市教育委員会に提出していたことが分かった。
市教委によると、報告書は現在「行方不明」で、処分に報告内容が反映
されたかは「不明」という。市教委は報告書の取り扱いなど当時の対応
を調べる。
市教委は今月21日の毎日新聞の報道を受けて再調査を開始。教諭本人
や同僚への事情聴取の過程で、担任が昨年3月に当時の学校教育課長
に報告書を出したものの、なくなっている事実をつかんだ。
報告書には、昨年1~2月の間、教諭からの度重なるメールや高圧的な
指導に生徒がおびえ、教諭の担当する理科の授業は保健室で自習して
いることが記されていた。報告書は事態を重視した担任が同3月に独自
にまとめたという。
また、市教委は再調査で初めて生徒側と接触。その結果、生徒が部活に
参加できなくなったことから、教諭は別の女子部員に手紙を渡し、生徒に
参加するよう説得させようとしていたことも確認した。
この際、部員の保護者が教諭の一連の行為について「異常な事態だ」と
して学校に抗議。教諭は校長らの前で「今後一切、生徒に接触やメール
をしない」との念書を書いていたことも分かった。
市教委学校教育課の平井政幸課長は「入院している当時の課長から
可能なら事情を聴きたい」と話している。市教委は改めて処分を行うため、
近く山梨県教委に再調査結果を報告する。
県教委の指針では、ストーカー規制法に違反する行為は懲戒処分の
対象になる。【中西啓介】
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