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ネコ:肉球切られ路上に放置…長崎で衰弱死
長崎市深堀町の深堀漁港近くの路上で、4本の足から血を流してうずくまった雄の
ネコが保護され、間もなく衰弱死したことが分かった。保護した近くの獣医が16日、
長崎県警大浦署に通報した。足4本ともに肉球を切り取られたような傷があり、同署は
動物愛護法違反容疑で調べている。
獣医によると、15日午後、通りかかった観光客が見つけ、獣医に連れてきた。
ネコは脱水症状などがあり、16日朝に死んだという。4本足にいずれも縛られた
ような傷があり、背中やヒゲに焼かれたような痕もあった。
ネコは4~5歳ぐらいの成獣で、体長約40センチ、体重約4キロ。首輪は着けて
いなかった。獣医は「足の血は固まっていて衰弱がひどかった。何日も虐待を受け
たように見えた」と話している。
12月16日 21時46分
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