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ワタラ氏拠点に政府軍展開 コートジボワール、発砲も
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大統領選の結果をめぐり混乱するコートジボワールからの報道によると、国際社会が勝利を支持する元首相ワタラ氏が
滞在を続ける最大都市アビジャンのホテル周辺に13日、現職だったバグボ氏側の政府軍兵士が配置された。
発砲や衝突があったとの報道もあるが詳細は不明。けが人は出ていないもよう。
ワタラ氏側によると、政府軍兵士はホテル周辺に検問所やバリケードを設置しようとし、ワタラ氏を支持する旧反政府勢力「新勢力」が阻止。
その際に発砲があったとみられるが、どちらが撃ったかは不明。ホテルは国連平和維持活動（PKO）部隊の警備下にある。
バグボ氏は先週、ワタラ氏側と対話を始める意向を初めて示したが、ワタラ氏はバグボ氏退陣まで応じる姿勢をみせておらず、
対立解消のめどは立っていない。（共同）
ＥＵ：コートジボワール大統領陣営に制裁
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【ブリュッセル福島良典】欧州連合（ＥＵ、加盟２７カ国）は１３日、ブリュッセルで外相会議を開き、先月末に実施された
西アフリカ・コートジボワールの大統領選決選投票で、野党指導者のワタラ元首相の勝利を認めずに「再選」を
主張している現職のバグボ大統領陣営に対し、制裁を発動する方針を決めた。
ＥＵ外相会議は議長総括で、「民主的に選出された大統領（ワタラ元首相）の権限下に入ることを拒んでいる指導者」との
表現で、バグボ氏陣営幹部を対象に査証発給停止や資産凍結などの制裁措置を「遅滞なく導入する」と警告した。
コートジボワールでは決選投票後、選管がワタラ氏を当選と発表した。しかし、これを不服としたバグボ氏陣営の訴えを受け、
中立性に疑問のある憲法評議会がバグボ氏の当選を認定。２人が大統領就任を宣誓し、混乱が続いている。
アフリカ連合（ＡＵ）は「民主的に選ばれたワタラ氏が大統領に就任するまで」同国のＡＵ加盟資格を停止するとしている。
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