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ロシア、カムチャツカ半島で火山噴火
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ロシア東部のカムチャツカ半島で２８日、２つの火山が噴火し、周辺の町が火山灰に覆われるなどの被害が出ています。
噴火したのは、カムチャツカ半島にあるクリュチェフ山とシベルチ山で、ＡＰ通信などによりますと、
火山灰は、上空およそ１０キロメートルの高さまで立ち上り、太平洋にまで広がっています。
２つの山に近いウスチ・カムチャツクの町は、火山灰に覆われ、視界が非常に悪くなっていて、道路は封鎖され、
学校や企業は休みになりました。当局は５０００人ほどの住民に対し、火山灰による呼吸障害などを避けるため、
屋内にとどまるよう呼びかけているということです。
火山灰は、今後１０日間は降り続くとみられ、アメリカ連邦航空局や気象庁の航空路火山灰情報センターは、
半島付近を飛行する航空機に対し、火山灰情報を出すなどして勧告を行っています。（29日15:44）