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45億円分の陸自教習所跡地、5年以上放置
陸上自衛隊の駐屯地内に設置されていた自動車教習所跡地のうち、
8か所計約16万3000平方メートル(簿価約45億2700万円)が使用されずに
5年以上放置されていることが会計検査院の調査で分かった。
検査院は20日、防衛省に対し有効活用するよう求めた。
教習所は災害派遣などのため、大型車両の運転技術を習得するために設置
されたが、統合、集約化のため順次廃止されている。検査院が1998年度から
2009年度に廃止された21の駐屯地の教習所跡地を調べたところ、うち8か所
が5年以上、教習所のコースなどが残されたまま放置されており、
信太山(大阪府和泉市)、山口(山口市)の両駐屯地は10年以上使用されて
いなかった。防衛省は「今後、具体的な利用計画を策定していきたい」としている。
(2010年10月20日22時47分 読売新聞)
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