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37億年以内に宇宙が消滅? 理論物理学者による挑戦的な研究
2010年10月17日 14:29 発信地:ワシントンD.C./米国
世界の週末を回避することはできなくても、予測することはできる-永遠に膨張を続けると
されている宇宙だが、50%の確率で、37億年以内に宇宙および時間が消滅する可能性が
あると日米の研究者グループが発表した。
現在の理論に真っ向から挑む研究を発表した日米の天体物理学者のチームは「われわれが
生きている間に時間が終わることはありえないだろうが、37億年以内に時間が終わりを迎える
可能性は50%ある」と述べた。
これまで科学者たちは宇宙が膨張を続けており、今後も無限の時間膨張を続けると結論
づけてきた。しかし研究グループは、物理学の法則に従えば「永久インフレーションを続ける
宇宙」は説明できないという。
現在の理論は、宇宙が「ビッグバン」により137億年前に始まり、永久に膨張を続けると予測
している。しかし、その一方で、物理法則を計算するために理論上の宇宙の消滅時期を用い
てきた。
研究を発表した米カリフォルニア大学バークレー校のラファエル・ブソー氏は、これら2つを
両立することはできないと指摘する。
ブソー氏はAFPの取材に「論文の要点は、永久にインフレーションを続ける宇宙で確率を
計算するために広く使われていた特定の手法や仮定が、時間には終わりがあるとの結論を
導き出すことだ。時間の消滅は、多くの第一線の物理学者たちが長年、計算上のツールと
して用いてきたものだが、実際の物理的事象のように機能しており、単なる計算上のトリック
と呼ぶことはできない」と語った。
一方、宇宙物理学者のチャールズ・ラインウィーバー氏は、ブソー氏らの研究結果は単純な
間違いだと指摘する。米ABCテレビに出演したラインウィーバー氏は、「ブソー氏の(取り上げた)
宇宙の平均寿命は設定された時間にすぎない。妥当な確率を得るためにそういう設定をしている
だけであり、統計上の手法を真剣にとらえすぎだろう」と述べた。(c)AFP
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