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弁護士を覚醒剤所持容疑で現行犯逮捕 大阪府警
2010.10.17 10:13
かばんの中に覚醒剤（かくせいざい）を隠し持っていたとして、大阪府警浪速署は１６日、
覚せい剤取締法違反（所持）容疑で、大阪府豊中市刀根山の弁護士、久万（くま）知良
（ともよし）容疑者（７０）を現行犯逮捕した。
久万容疑者は覚醒剤などの薬物関連事件を数多く手掛けており、府警によると「一緒に
いた男は自分の客で、男が封筒をかばんに入れてきた。封筒の中身が覚醒剤であることは
知っていた。預かったものだ」と供述しているという。
浪速署によると１６日午後３時ごろ、大阪市浪速区内で不審な車に乗った男に職務質問
したところ、男は久万容疑者を乗せて一緒に逃走。捜査員が同市北区で確保して所持品を
調べたところ、久万容疑者のかばんから覚醒剤６袋が見つかった。
久万容疑者は自身のホームページに「覚醒剤の久万という異名を持っています」「覚醒剤
は持っているだけで処罰されます」などと記載。過去に利害が対立する当事者双方の依頼
を受けたなどとして、大阪弁護士会から数回懲戒処分を受けている。
全国弁護士大観（法律新聞社発行）によると、久万容疑者は京都大法学部卒。
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