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フグで食中毒か、2人重体 広島・福山のすし店
広島県福山市加茂町下加茂のすし店「加茂川寿し」で3日夕、フグの肝を食べた近所の
男性客(72)と、経営者の妻の女性(77)が体調不良を訴え病院に搬送された。食中毒と
みられ、2人とも意識不明の重体。
福山北署によると、3日午後4時ごろ、男性客がフグの肝の煮付けを食べた後、気分が
悪くなり帰宅。気になったこの女性が約2時間後に余った煮付けを食べたところ、手足の
しびれを訴えた。
経営者は「自分は宴会の準備をしていて、作っていない」と話しており、同署は調理した
のは女性とみて調べている。ほかに食べた客はいなかった。
福山市保健所によると、経営者夫婦はフグを取り扱うための県の講習を受けていなかった。
2010/10/04 12:25 【共同通信】
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