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大学が「女性用立位便器」を導入、節水のため＝中国・西安
西安市にある陜西師範大学は26日、「女性用立位便器」の正式使用を始めた。
節水が目的という。中国新聞社が報じた。
同大学では4月に同便器を試験的に導入した。これまでの調べで、男性は小便を水洗した場合
使用する水は多くとも3リットルで、女性の場合は6リットル程度が必要と分かった。
1日当たりでは、トイレにおける女性1人の水使用料は男性より10－12リットル多いことになる。
同大学は節水のために、「女性用立位便器」の正式導入を決めた。
同大学は長安校区校舎の女性用トイレ1カ所に、「立位便器」3基をすえつけた。
便器の上の壁には、「女性全員が立位便器を使えば、本学は1日で水160トンを節約できます」
というポスターを貼り付けた。当面はボランティア・スタッフが使用法を説明する。
ただし、女子学生に聞いてみたところ、「恥ずかしくて、使えない」などの声が多かった。
皮膚を直接、便器につけることになるので
「衛生面に不安があるから、使いたくない」との意見もあった。
「試してみたい」と答えた女子学生は、一部だったという。
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