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日米の第1列島線水雷敷設で中国海軍は封鎖可能?
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ドイツ国防専門家ネットは、「中国人民解放軍は現在大量の水雷を保有しており、
さらに、より先端的な新型水雷を研究開発中である。しかしながら、大型の対水雷作戦の
遂行能力には欠ける」との記事を掲載した。この記事は、上記の記述を受け、「米軍は
水雷戦力を高め、戦時においては日本とともに琉球列島線に大量の水雷を配備して、
中国海軍の艦船の進出を阻止すべき」と提言している。以下に、記事の概要を紹介する。
米国海軍部隊は、かつては強大な水雷攻撃能力を有していた。第二次世界大戦においては、
まさに米国の水雷攻撃能力こそが日本に戦勝するのに大きな役割を果たしたのである。
米国は、飛行機・艦船・潜水艦での輸送などの方法で日本の港湾や重点港に水雷を敷設し、
約150艘の日本海軍の艦船や積載量にして200万トン近くに相当する商船を沈没させた。
米国の水雷はまた、米国本国の重点港や船舶寄港地にとっても安全保障上の役割を果たしている。
1972年には、ニクソン大統領が水雷原を敷設して北ベトナムのハイフォン港を封鎖するよう
命令を下し、この努力により、北ベトナムに交渉のテーブルに戻ることを余儀なくさせた。
人々の記憶に新しいのは、1991年の「砂漠の嵐」作戦(operation desert storm)においても、
米国海軍はイラクに対し水雷攻撃を展開した。
水雷戦に関する一般的な資料のみならず現在発行されている米国海軍の出版物ですら、
第二次世界大戦終結以来、傷ついたり破壊されたりする米国海軍の艦船の数は、
敵国の水雷によるものがその他の武器によるものを遥かに超える、ということを明らかにしている。
このほか、公開市場にも、監視・制御することの難しい先端的な水雷が大量に存在している。
中国人民解放軍も膨大な数の水雷を備蓄しており、今なおさらなる新型の水雷の研究開発に投資をしている。
(続く)