09/05/18 22:21:29
>>385の続き
課題の内容は以下のようなもの。
前頭前野のワーキングメモリーを働かせる複雑な課題で、
ブランチング課題(入れ子状の課題)と呼ばれるもの。
下記にあるGo反応とは「やること」、
No-Go反応とは「やらないこと(意図的な抑制)」という処理で、
意識によるアクセルとブレーキのようなもの。
1.PCの画面で3行×3列に並んだ9個の点のうち、どれかが一瞬点いて消える。
それを覚えておいてもらうが、回答するのは10秒後(10秒間の記憶保持)
その10秒の間に、次の課題をはさむ。
2.画面に2つの異なる図形いずれかを表示して、
A図形が出たらマウスボタンから手を離す(Go反応)、
B図形が出たら手を離さない(No-Go反応)、
という課題を2回行う。
3.その後、1.の課題に戻って、どの点が光ったかを答える。
4.以上を6回繰り返したら、2.のGoとNo-Goの図形を見たときの反応を逆にする。
以上、「バカはなおせる」
URLリンク(www.amazon.co.jp)
って本から抜粋。
この本、脳科学の知見がいっぱいで、いろいろ面白いよ。
「なか見!検索」の機能で、目次など最初の数ページが読める。