11/03/09 07:42:59.99
この前、新規の仕事で打ち合わせに行ったときの話です。
「○○です」と名乗ると
「そうですかぁー、よろしくお願いします。ところで技術士の専門はなんですか?」
と聞かれた途端、俺の顔が紅潮していくのが分かった。俺は小声で「も・・・持ってないのですが・・ですが・・・・」言った。
俺があまりにも小声で言ったものだから相手が聞き返してきた。 「えっ?なに多少専門が違うのですか?」
俺は恥ずかしさのあまり顔がさらに赤くなった。 「持ってないの・・・・で・・す・・が」
相手は自分の耳を疑っているかのようにまた聞き返してきた。
「えっ??もってない??なんだお前、無資格なの??」
いきなり俺のことをお前と呼び始めた。
相手があまりにも「無資格」と大声で言うものだから周囲の目線が俺に集まった。
軽蔑のまなざしだ。
「はぃ・・、無資格・・・・で・・す、でも経験はあります。」
すると相手の態度が豹変しまるで虫けらでも見るかのような目つきで言った。
「ちゃんと次は資格者連れてこいよバカ野郎!お前みたいな無資格じゃ話しにならないだろバーカ!
お前ちゃんと名刺に『技師(無資格)』って入れておけよ!技術者を名乗る前に資格が必要ということをわきまえろ!
お前、無資格で仕事をしようとした罰として、お前が無資格だってことがみんなによく分かるようにしてやる」
と、言いその担当者は俺の顔にマジックで『無資格』と書いた。
俺は恥ずかしいやら情けないやらで涙が止まらなかった。
さらに相手が罵倒してきた。
「お前みたいな無資格の無能は日雇いでもやってればいいんだよバカ野郎!」
と怒号をあげると俺にコーヒーをぶっかけ、灰皿を投げつけてきた。
それから俺の胸ぐらをつかみ顔面にツバを吐き捨てた。
俺の顔はツバと涙でグチャグチャになった。
そして俺の首根っこを掴み俺を外に追い出した。
俺は本当に悲しくて情けなくて涙が止まらなかった。
頑張って勉強して技術士をとっておきさえすればこんなことには・・・・
俺は悔しくて恥ずかしくて気付くと失禁していた。
本当に情けない話しだ。