10/11/26 23:58:44
技術屋の窓際族の集まる組織
さらに色々な組織(会社も含む)の特許部門は、元来が今のような厳しい状況を想定して作られたものではない。
昔から会社内の単なる特許申請部門に過ぎなかった。
そのため理系の知識がないと出来ないなどという理由で
(実際にはそんな知識など不要である)、長い間、理系出身者が配属されるのが普通だった。
一方、理系出身者は自分がエンジニアとして企業に入ったと思っているから
(特に高度成長期は、エンジニアは社会の選ばれた者というエリート気分が非常に強かった)、
特許事務などやらされるのは、落ちこぼれのみと言う雰囲気が強く、誰もやりたがらなかった。
そのため特許部門は、事実上、技術屋の窓際族の集まる組織と考えられてきた。
実際にそうだった。
その時間は凡そ50年くらい続いた。
最近この部門が突如脚光を浴びたのである。
何もないところから築きあげる方が遙かに簡単で、もうその社会の序列が完全に出来上がっていたから、
高齢の専門家達(?)は新しいニーズについていくことが出来ず、若者は古い因習の前に実力を発揮できず壊れ、
あらゆるところで躓くことになった
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