10/07/26 15:21:13
Aは、建物の所有を目的としてBから土地を賃借し、建物を建築して所有
しているが、その土地の借地権について登記していない。この場合において
その土地の所有権がBからCに移転され、所有権移転登記がなされたときに
関する次の記述のうち、借地借家法の規定及び判例によれば、正しものは
どれか。
1 AがAの名義でなく、Aと氏を同じくするAの長男名義で、本物件につき
保存登記をしている場合は、Aは、借地権をCに対抗することができる。
2 Aが自己所有で本物件につき保存登記をしている場合で、BからCへの
土地の所有権の移転が、当該保存登記後の差押えな基づく強制競売によるもの
であるとき、Aは、借地権をCに対抗することができる。
3 本物件が家事により滅失した場合、建物を新たに建造する旨を本件土地
の上の見やすい場所に掲示していれば、Aは、本件建物について登記してい
なかったときでも、借地権をCに対抗することができる。
4 借地権が借地借家法第22条に規定する定期借地権である場合、
公正証書によって借地契約を締結していれば、Aは、本件建物について
登記していなかったときでも、借地権をCに対抗することができる。
1点取れる問題です。全ての肢理解すべきです。
答えを覚えてもだめ。考えだす力がつけば民法は楽しくなります。
がんばれ。この問題は平成8年問13の問題。
とにかく過去問重視で勉強してください。