10/09/23 00:34:56
試験監督日当を虚偽報告
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県行政書士会前副会長 無断で半額、10年間
行政書士試験研究センター(東京)から行政書士試験を委託されている県行政書士会の前副会長が、
2000年度から10年間、試験監督の日当1万2000円を無断で半額にし、センターには適切に
支払ったとする虚偽の報告をしていたことが分かった。
県行政書士会によると、日当はセンターが各県の試験責任者に支給しているが、試験責任者だった
前副会長は「遠方から来る試験監督のため」として、事前に説明した上で6000円をプールし、
同会の旅費規程に基づいて交通費として支給していた。
同センターに対しては、試験監督の担当者の印鑑を勝手に使って、1万2000円を受け取ったとする
領収書を偽造し、提出していたという。
今年6月末、県行政書士会内部からの指摘で発覚。前副会長は試験責任者と副会長を辞任し、
試験監督を務めた67人に日当の差額分計約179万円を返還した。
前副会長は「受領者の了解を得て印鑑を使ったつもりだったが、安易だったと思う」と釈明している。
同センターは「日当は交通費も含んでいる。今後は適切に支給されるよう、厳しく指導していきたい」としている。
(2010年9月22日 読売新聞)