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中日・落合博満監督（５６）がまたぞろブーイングの嵐を浴びている。今回の発端は２０日の優勝パレード。行進前のあいさつでマイクを握った落合監督は、
約３０００人のファンを前に「日ごろ私の本音を聞いたことがある人はほとんどいないと思うので、
今日だけは本音でしゃべりたいと思います」と宣言すると、こうぶちまけた。
「シーズン中、巨人、阪神に遅れて８ゲーム差が開いた時には、おそらくほとんどの方が今年のドラゴンズはダメか、今年もやっぱり優勝できないのか、巨人に４連覇されるのか、阪神に優勝を持っていかれるのか、そう思われたと思います。
何が何でも勝たなきゃいけないと思って野球をやっていたのは、私一人かも分かりません」
これにチーム関係者がぶち切れた。
「何なんだ、あの言い方は！ 選手があきらめていなかったからこそ優勝できたんだろうに。あれでは横で聞いていた選手に対して失礼でしょ」。
別のチーム関係者も「あそこは『自分はあきらめかけてしまっていたのに、選手たちが死ぬ気になって最後までプレーしてくれたおかげ』とか言うならまだしも、
あの発言の後も『毎日私に怒られ、どやされ、こんちきしょーと思って試合に臨んでくれた』という言い方だからね。結局、自分一人で優勝させたと言わんばかりにしか聞こえないよ」と不快感をあらわにした。
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