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6月に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の試料容器から、
0・1~0・01ミリ・メートルの新たな粒子数百個が見つかった。
宇宙航空研究開発機構が29日、発表した。
この容器からは、小惑星イトカワの非常に小さな粒子約1500個がすでに見つかっている。
今回の粒子は、これに比べて10倍ほどの大きなものだという。
宇宙機構は今後、電子顕微鏡を使って、この粒子がイトカワのものかどうかを調べる。
宇宙機構によると、容器を逆さにして軽い衝撃を与えたところ、
容器の中から新たな粒子がこぼれ落ちた。
これまでの調査でも、0・01ミリ・メートル前後の粒子は約60個見つかっており、
今後はこれと合わせてイトカワ由来かどうかを調べる。
今回見つかった数百個のなかには岩石質のものも数多く含まれており、
3分の1から半分ぐらいがイトカワの粒子である可能性もあるという。
YOMIURI ONLINE
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