10/12/15 14:50:12
>>129 続き
この貸借対照表において、資産が100億円から50億円に下落したとする。
その場合は、
「資産 50億円、負債 100億円」
により、債務超過となる。こうなると企業は危ないと騒ぐやつが出てくるが、
問題なのは、損益計算書である。
つまり、この場合、資産というのは売却さえしなければ損が確定しないし、
資産が極端な話ゼロ円になったところで、損益計算書で一年間に3000万
の金利さえ払っていさえすれば、100億円の負債に関しては気にしなくて
良いのだから、今までどおり富裕層の生活は出来るとなる。
問題なのは、この借金900兆円の契約内容である。
また、歳出における性質にもよる。
この例の中で、この100億円の土地を自分のものにしたいと考えたとする。
その場合、
「売上 10億円、支出15億円(新規借り入れ10億円含)」
として、その10億円を100億円の借金を消しにかかっていたとする。
確かに数字上は売上が支出より下回っているから破綻すると怖がっているが、
一旦100億円の土地の借り入れが、別の借金に借り換えが完了した途端に、
この土地の所有権がこの企業のものになるから、ブランド力がつく可能性が
ある。
別の借金に借り換えの出来た企業は、一年間の3000万の金利支払いを
5000万にアップさせることで、2000万の借金返済をするということ
もできる。
こうなってくると、土地を所有し、支払いも出来ているということになる。
でもこれはあくまで『長期的資金繰り』の規模の話。