コミンテルンat KYOUSAN
コミンテルン - 暇つぶし2ch15:革命的名無しさん
08/11/19 21:03:51
日本の悲劇と理想 平泉 澄【著】
URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)

大東亜戦争に至る眞實を識る歴史書
史實が眞實の扉を開く

(序より)烈しい非難と深い疑問とに充つるもの、大東亜戦争の如く甚だしきは、他に類例がありますまい。
国民の全てが、最大至重の関係有るに拘わらず、三十年の長きを経て、今猶真実の解明せられず、疑問
は疑問のままに、非難は非難のままに、放置せられてあります事は、真に遺憾としなければなりませぬ。
(中略)真珠湾の攻撃に先立つ事数年、米国政府の一角に、武力によって日本を打倒しようとする陰謀が
あって、着々として準備を整え、やがて日本を挑発して開戦に導いた事は、米国最高の歴史家ビーアド
博士によって研究発表せられ、之を裏付ける確実なる史料は次第にその数を加えて参りました。

※ビーアド → チャールズ・オースティン・ビアード(C.A.ビアード)
※チャールズ・ビアード著 ルーズヴェルト大統領と一九四一年の開戦
Charles A. Beard : President Roosevelt and the Coming of the War 1941 : a study Appearances
and Realities, 1948. 史艸(=史草;Journal of historical studies)Vol.4(19631025) pp. 62-66 日本女子大学ISSN:02883066
URLリンク(ci.nii.ac.jp)

(中略)
当時日本の為政当局は、米国政府の一角に於いてめぐらされつつあった此の危険なる陰謀に就いて、全く盲目
であったか、どうか。もし之を怪しいと睨んだとするならば、之を看破し、之を探知し得たのは一体誰人であったか。
又もし之を探知し得たとするならば、此の恐るべき陰謀、迫り来る国難に対して、如何なる方策を以て国を護ろうと
したのであるか。果たして当時、具眼の傑士があり、雄大なる防衛策が立てられたのであるか。更に云えば、大正
昭和の日本に、一体国策とか、世界政策とか、いうべきものが、あったのか、無かったのか。是等の問題は、いうま
でも無く、日本人の手によって解明せられなければならぬ所、更にせばめて云えば、我が国の歴史家が、義務とし
て負うべき責任でありませう。


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