11/11/19 00:24:35.05 trWU9u0F0
大学に推薦で入学し、そこから仮面浪人として大学生活を送る。
果たしてこれが身勝手で、無責任な行動なのだろうか。
確かに、推薦で入学したにもかかわらず初めからその大学を
やめる気持ちでいることは、他の生徒の推薦枠を無駄に奪っただけでなく、
これからのこの推薦枠に影響がでる可能性がある。しかしこの行動は全く身
勝手な行動ではなく、非難されるようなものではないと私は考える。
基本的に、大学の生活をどのように過ごすかということは自分によって計画され、行われる。勉強をして過ごそうが、サークルやバイトだけをして過ごそうが本人の
自由だ。大学生活を仮に後者のように生活をし、勉強が疎かになってしまったとしても、それは本人だけの問題だ。成績が悪い、または退学率が高いことで推薦枠を
減らそうとする大学があるなら、その体制をまず見直すべきだ。現在の私立の大学生の構成としては、推薦で入学をした学生が約半数を占めるというのが実情だ。
優秀な生徒というのはそうでない人と、相対的に評価されそのように定義されるので、まず推薦者全員がそうあることは難しい。そもそも学生を推薦で入学させるだけで成績をある程度修め、退学率を低下できるという考えは安易だ。
これができるのならこれほど楽な教育は存在しない。次に、仮面浪人というのは受かればその合格した大学に、
落ちれば在籍している大学で生活を送ることになるので、そのいわゆる「保険」を部外者か文句を言う権利はないだろう。901は、きちんと様々な状況
を想定した上でこのような考えに至っているのだ。
したがって901の行動は身勝手ってではなく、優れた選択であると考える。