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【良く出る参考書】
●「超基礎国語塾 マドンナ古文単語230」(学研)
語源や簡単なゴロで古文単語を覚える本。語源で覚えるものが多いため、丸暗記より断然覚えやすい。
重要単語と呼ばれる古今異義語などのみ掲載しており、ターゲットが明確である。一部単語ではなく構文が含まれている。
おまけとして、リングでまとめる単語帳付きでお得。
●「読み解き古文単語」(Z会出版)
文章の中で単語を覚えていく。英語の「速単」の姉妹編としては「速読古文単語」があるが、
「読み解き」と比べて文章が短いため、本書の方が実戦的。
ただ、文章が難しいので初心者が1冊目の単語集として使うのには不向き。
ある程度古文の勉強が進んでから多読用に使う方がよい。
●「望月古典文法講義の実況中継 上・下」(語学春秋社)
古典文法を基礎から講義した定番の参考書。
上下巻で分量は多いが、受験生がつまづきそうなポイントを親切丁寧に解説している。
ただ丸暗記させるだけの文法書よりも応用がきく。
同著者の基礎から学べる入試古文文法やジャンプアップノートなどを併用して知識を確認しながら進めるとよい。
●「古文解釈の方法」(駿台文庫)
古文の解釈本。最初の1講目だけでも読んでおく価値がある。
内容は、解釈の仕方から、助動詞やその識別、敬語、和歌の修辞法などいろいろ入っておりお得。
例題はすべて記述式。
著者は初学者に対して古典文法入門の併用を勧めているが、文法がある程度出来るならあまり必要ない。