11/11/21 16:13:24.63 JME/g/G7O
>>706
まず勘違いしないでもらいたいんだが、700選はその名称の通り『基本英文』なわけね。
この“基本”っていうのは、その言語における普遍的な階層ってことであって、普遍的ってことは時代や地域に依存しないってことな。つまり、それだけ適用の幅が広いってこと。
日本で「ちーす」とか「こんちわ」みたいな挨拶がどんなに生まれようとも『おはようございます』『こんにちは』っていう基本的な挨拶はそう簡単に廃れないだろ?
昭和だろうと明治だろうと、北海道から沖縄まで通じるだろ?
700選のポリシーも同じ。
There is no human disease which gene therapy does not promise the possibility to treat.
『遺伝子療法は人間のあらゆる疾病を治療する可能性を約束する(700選445)』
この二重否定の文は時代や地域で変化のしようが無いわけ。
こういう普遍度の高い、言い換えると応用の幅が広い文例がよくばり英作文には著しく欠如してるんよ。
皮肉なことに、この事態は竹岡本人によって予言されてたんよ。
(ドライン“はじめに”より)
『筆者の趣味が色濃く出ており、とりわけ時事的なものを取り入れることで「新しさ」を主張するが、実際に使う場面がないか、あるいは使う必要の無いもの』