11/07/21 16:34:49.17 j5+iYIdp0
>>147 手持ちの麻生確率本は「場合の数・確率 A・SOの解法」と
「麻生の解法 実戦! 場合の数・確率」と2冊ある。どっちも学研で、
「A・SO」のほうが出版年が古い。
前者はよりシンプルな例題を1見開きごとに取り上げて、キーとなる考え方を
紹介していく感じ。動物キャラのコマ漫画入り。章末には旧帝・東大クラスまでの
例題ありだけど、解説されてる例題との間にはややギャップがあるかも。
後者はもうちょっと複雑な、あるいは枝問が多い例題を使い、基本1例題に
2見開きを割り振り。考え方の説明までが第1見開き、解答が第2見開き。
章末例題は分量・内容とも前著に近い感じだけど、こっちのほうが解説内容との
ギャップはちょっとだけ小さい感じ。なお、こちらもすでに絶版くさい(ただ、こっちは
流通在庫を見ることがあるし、A・SOのほうも含めて、古本での入手は容易だと思う)。
どっちも安田本的なアクは少なく、その意味ではリスクも少ない。「考え方」を丁寧に
提示しているという点では好印象で、結果を焦らずにちゃんと説明内容を汲み取るように
読めば地道に結果が出ると思う。あと、苦手な人にとってはむしろA・SOのほうが
読みやすいかも。