11/07/21 16:06:16.73 j5+iYIdp0
>>138 同レベル同目的の本を3冊詳細に比較してる人なんてそんなにいないんだから、
そういう質問は答えが返ってきにくい、あるいは特定書をやっていい結果が出たり、
全然合わなかったりした人の一方的な意見になりやすいよ。対象は絞られたのだから、
時間作って本屋で自分の目で確かめるのが一番。
もう一つ、場合の数と確率は「こういう類型の問題の時にはこういう公式を使う」という
視点で「解法暗記」をしても、入試実践レベルでは全くうまくいかないと思う(パターン化と
方法の整理ということ自体は有効だけど、それは多くの場合、ただちに公式に帰着する
ものじゃない)。
実際、安田ハッ確と麻生雅久の確率本で共通して書かれているのが「公式に頼るな」と
いうこと。安田本のまえがきからさらに引用すれば「題意の解析の仕方、どの点に着目し、
どう分類していくか、その考え方が重要ですが……本書では、その考え方をできうる限り
伝えたいと思っています」とあって、自分はこれには深く同意する(これもまた「一方的
意見」として見るべきだけどね)。必要なのはある種の意識革命だと思う。
いや、問題類型からただちに暗記している対処法を適用する形でうまくいくはずだ、と思い、
そういう「類型化と、そこから直結するアプローチを紹介している本」を探しているなら、少なくとも
安田本はあなたにとっては性に合わないはず。他の2書はちゃんと見てないので評価できないけど。