古文漢文スレ Part32at KOURI
古文漢文スレ Part32 - 暇つぶし2ch104:大学への名無しさん
11/05/04 09:19:40.65 flLbiA3C0
>>99
まず、日本語には「活用」というのがあります。

例えば、「書く」という言葉は使われる場面でカタチが変わりますよね?
「書くない」「書くます」「書くば」とは言わない。

「書かない」「書きます」「書けば」と、「書く」の「く」の部分が変化します。
これを「活用」というわけです。

じゃあ、どういう時に「活用」するのか?
書くという単語に、何かがくっつく時に「活用」するわけです。
「書く」+「ない」で、「書か(ない)」になります。
未然形とか連用形というのは、活用する時のカタチのことです。

四段活用とか下二段活用とかいうのは、活用のパターンのこと。
「書く」と「受ける」では、下に同じ「ない」をくっつけても、カタチは違いますよね。
「書かない」といっても、「受かない」とはいわない。「受けない」になります。
つまり、「書く」と「受ける」は「活用の種類」が違うんです。

そこで、もうひとつ疑問が浮かぶでしょう。
それは「なんで未然形とか四段活用とか覚えなきゃいかんの?」ということ。

これは現代文と古文では活用の仕方が違うからです。
現代文の感覚で古文を読もうとすると、解釈を間違えることがある。
だから、古文の活用のパターンを覚えて、どういう風にカタチが変わるのかを頭に入れておかなきゃいけない。

「えっ、こんなにたくさん覚えられないお」と思うかもしれません。
でも、古文だって日本語です。
半分ぐらいは現代語と同じだし、違う部分も慣れればすぐ覚えられます。

ここまでわかれば、あとは「望月光のいちばんやさしい古典文法の本」や
「超基礎がため古文教室」なんかを読めば、古典文法がわかるようになるはずです。


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