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平成22年度学生隊統制事項
1 学年別総会の目的
(1) 事前に学年ごと来年度の学生隊統制事項を認識・共有することにより、3月15日
実施予定の学生隊総会の円滑・効率化に資する。
(2) 学年別に総会を実施することで来年度の学生舎生活における因習の改善をより確実
にする。
2 来年度の方針
(1)「改革」
防衛大学校は学校長、幹事、訓練部長をはじめ、教務課、訓練課の動向からみてわ
かる通り改革の時期にある。この学年別総会の実施もそれを達成する手段の一つであ
り、悪い伝統を壊し、新たな伝統を築くには学生一人一人の自主的協力が必要である。
(2)プロ知識の涵養(案)
防大生は将来、幹部自衛官になる身分であり、軍事分野のプロである。よって来年
度は「プロクイズ」を実施し各人の軍事知識の涵養を図る。
(3) 自習時間の延長(案)
防大生の本文は勉強であるにも関わらず、現状延灯時間に制限がある。これをなく し勉強したい学生が自由に延灯できる体制を目指す。
(4) 一斉喫食の回数の削減(案)
現在、テスト中、訓練期間等、特別な期間を除けば平日の昼食時は一斉喫食が行わ
れている。一斉喫食は学生の昼休みを削り、毎日行うには負担が大きい。よって、週
に一回程度は自由喫食を入れることで時間を有効に利用できるようにする。
(5) 教場への飲み物持ち込み可(案)
現在、学校単位で問題になっているのは授業中の居眠りである。それを少しでも改
善するため、水筒での持ち込みであるならば、飲み物の教場への持ち込みを可とする。
29:フェイタス
11/03/03 22:13:13.22 6IB17tqr0
3 具体的な改定事項
(1) 点呼時に1学年に対して“居寝室”の清掃状況に関する指導は行わない。(居寝室
の清掃は3・4学年が行うものであり、また、その責任は部屋長が負う。1学年に
責任を追及する姿勢が3・4学年が清掃を行わない状況を作る要因となっている。)
(2) 着こなしの緩和
例年の事であるが、着こなしを緩和する統制を出しても時間の経過と共に元の
状況に戻ってしまう。(着こなしを追及する時間があるなら、他の事を追及すべき)
(3)教育期間のメリハリ
1年間という教育期間は連続して同じような指導を行うにしては長い。
そのため学生隊レベルで集中教育期間を定める
(4)誉める指導の導入
1年以上過ごした者ならわかると思うが、伝統として学生舎生活には、けなす
指導は多くても、誉める指導は少ない。将来を見据えると誉める指導が必ず必要
となってくる。逆にいわゆるシバく指導はほぼ使うことはないだろう。ましてや
部下を威圧するようなことは特殊部隊に行かない限りほぼない。よって、廊下で
怒り狂ったように見せる事を美学としている者もいるかもしれないが来年度からは
そのようなことをなくす。
30:フェイタス
11/03/03 22:14:02.53 6IB17tqr0
5)3・4学年の責任感の涵養
3・4学年にあがると下級生を自分の玩具のようにする学生が多い。
なにかをやらせるにしても自分が責任をとれる範囲でやらせるべき。また、上級生
の無責任な行動が事故につながっていることも事実である。
(6) 率先垂範の実践
4学年の学年方針は率先垂範であるにも関わらず、それがほとんど行われていない。
容儀点検時、点検する側の4学年が出来ていなかったり、課業行進の態度も学年が上
がるごとに酷くなっている。まず、自らが出来ているかどうかを確認して下級生に指
導すべき。
(7) 容儀点検の要領
今までは不備事項である事項をとにかく指摘してきたが来年度からは週ごとに中隊
学生長の指揮のもと重要項目を示し、特にその事項に着目し容儀点検の合否を決定す
る。
(8)解雇の禁止
部屋解雇、清掃解雇、クルー解雇等様々な解雇があるが、解雇するということはそ
の人間を組織から排除することであり、よい人格を育成する可能性は低く、指導の方
法としては不適切である。よって来年度からは解雇またはそれに相当するものを禁止
する。
4 備考
(1)(案)と記されている部分はあくまで案であって実現するとは限らない。
(2)学年別総会の位置づけは15日の学生隊総会で実施する内容の調整のために行う
ものであり、必ずしも学年ごとの意見がそれに反映されるとは限らない。
31:大学への名無しさん
11/03/03 23:37:19.62 H8P711ENO
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