11/04/30 04:24:52.88 ifmKRJqH0
>>792
本文にケチつけるのって不毛じゃね?
特に論説文に顕著だけど、現代文に使われるのって悪文が多いよ。
・経過をゼロと見る、無時間的な→時間の話
・視点抜きの遠近法のない→空間の話
一般的に遠近法っていうのは絵画に使うもんだ。
要するに物の描写をする手法。
もちろん特定の視点があって初めて遠近法が成立する。
しかし本文では「視点抜きの遠近法のない世界」ときてる。
遠くの東京タワーより近くのリンゴが大きく見えるような世界や
円柱が丸く見えたり長方形に見えたりする世界っていうのが
「視点のある遠近法のある世界」になると思う。
そこで視点という、物の本来の形や大きさを損なう性質をもつものを排除することで
「純粋なかたち」を取り出すことができる。